食を通じて日本の皆さんにペルーを伝えたい

日系ペルー人の子孫である与座聡志さんと、店のマネージャーを務める具志堅真由美さん。具志堅さんはペルーに在住していた経験もあり、ペルーの歴史や文化にも詳しく、ペルーに旅行したことのある客やこれから旅行に行く客と会話をすることも多いそう。

左)マネージャーの具志堅真由美さん 右)与座聡志さん

「美食の国と呼ばれるペルーですが、ペルー料理は日本人にはまだなじみがあまりありません。とはいえ、キヌアやチアシード、カムカム、アマランサスなどのスーパーフードの原産国でもあり、野菜や魚などの食材も豊富。じゃがいもだけで5,000種類以上もあるんです。食感度の高い日本人なら、きっとペルー料理を楽しんでもらえるはず。恵まれた食材と多種多様な国の食文化が入り混じったペルー料理との出会いを通じて、ペルーの魅力を感じてもらいたいです」(与座さん)

 

川井さん

「ペルー料理 DESTINO51」では、ペルーの豊富なスーパーフード=栄養価の高い食材を使って日本人の口に合う味付けがされています。

ランチタイムにはペルーの代表料理がそろうコースも用意されており、ペルー料理が初めての人にもおすすめだ。今回ご紹介した「セビーチェ」は前菜、「ロモ サルタード」はメインで選ぶこともでき、ペルー料理の魅力を知れる満足度の高いコースになっている。

2月には「DESTINO51」の姉妹店「YUYAY(ユヤイ)」が新丸ビルにオープンし、うれしいことにペルー料理を味わえる店がまた増えた。
ネクストブームになる予感大のペルー料理。いち早くその魅力を体感しに、“表参道のリトルペルー”を訪れてみてはいかがだろう。

※価格は税込・ディナーのみサービス料別。

文:坂井あやの、食べログマガジン編集部
撮影:八木竜馬