【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレーとスパイス#254】「Jackals」
働き方改革という言葉が浸透した中で昨年話題になった高市首相の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」の言葉。賛否両論ありましたが、個人的にはもっと働きたいと考える人が働き方改革の名の下にその機会を奪われてしまう状況に疑問を感じています。
趣味を仕事にという考え方も大賛成。僕自身趣味が仕事となり、働いて働いて働いて働いて働いている日々を幸せだと感じながら過ごしているわけですが、今回ご紹介するのはサラリーマンによる日曜限定の間借りカレー店。

三鷹でスタートし、2025年10月12日に目黒に移転した「Jackals 弱者男性」が今年から店名を「Jackals」に変更。シンプルになった分、気合いを感じます。

北海道大学で出会ったサラリーマン3人が共同で店舗運営。元々は二郎系ラーメンを作りたかったものの、そのままでは個性がないということで豚骨醤油スープを北海道名物のスープカレーに変えてスタートしたお店です。言うなれば「二郎インスパイア系スープカレー」。ジャンクとヘルシーの融合です。

場所は目黒駅から徒歩5分少々の場所。さまざまな間借り飲食店が入れ替わるお店で、基本的に日曜昼の営業となっています。

メニューはカレーとドリンクがセットになった「カレーセット」2,000円のみ。カレーはスープカレーとドライカレーを選ぶことができ、プラス200円であいもり可能。ご飯を少なくすると100円引きとなります。選べるドリンクはスパイスサワーにし、あいもりのご飯少なめでオーダー。

まずスープカレー。豚骨でとった濃厚なスープにスープカレーらしくかぼちゃ、ピーマンなどの野菜、それに加え二郎系らしくもやしやキャベツが入っているのも楽しいです。野菜の下は豚がしっかりと存在感を放ち、豚のおいしさを存分に堪能できる個性派スープカレー。

また、ドライカレーが実に面白いです。スープカレーに入る煮豚を作る際に出る切れ端の肉を使い、それでトマトベースの無水カレーを作ったような仕上がり。
濃厚でありながら重すぎないカレーは唯一無二のドライカレーとなっており、これはどちらも食べられるあいもりがおすすめです。

「豚のおいしさをとにかく感じてほしいんです」とシェフ。僕は豚肉と野菜(正確にはヤサイ)をたくさん食べたくなった時に二郎系のお店へ行くことがあるのですが(もちろんカレー味がある所へ)、ここに来れば豚もヤサイも楽しめ、かつ二郎系よりもしっかりとカレーを堪能できます。まだスパイスに詳しくないとのことでしたが、それでこれだけおいしいのはセンスが良い証拠であり、同時にさらなる伸び代もあるということ。
本業もある中で休日に間借りカレー店営業とはさぞかし忙しいことでしょうが、生き生きと楽しそうに働く姿も印象的。本業次第ではイレギュラーのお休みもあるということで詳細はSNSをチェックした上で行くと良いでしょう。
ラーメンのスープをカレーにするという形はここ最近で全国各地の名店シェフが取り組みはじめ、少しずつ増えてきていて個人的にも注目しているジャンル。ジャンクとヘルシーの融合が今後、止揚と言える段階へ高まっていくことも期待できるお店だと言えるでしょう。
※価格はすべて税込


