
プリン王子の愛しのプリン
プリン研究家、プリンジャーナリストとしてメディアで活躍するプリン王子こと池畑孝資さんが、毎日食べているプリンの中から今オススメのプリンを紹介。今回は、稲荷町・上野駅間にある「hitoma コーヒーとお酒」に行ってきました。
上野と稲荷町の間で出会った「hitoma コーヒーとお酒」

寒さの中に少しずつ春の気配を感じる日が増えてきましたね。昼と夜の寒暖差に、温かい飲み物とプリンが恋しくなる季節です。みなさんこんにちは、年間800食以上プリンを食べ歩くプリン研究家のプリン王子です。
上野といえば賑わいと雑多さ、稲荷町といえば少し落ち着いた下町の空気。その2つの駅のちょうど間に、静かに佇む一軒があります。それが「hitoma」です。神社の隣に佇んでいて、外観はとてもスタイリッシュ。夜になると、その佇まいに自然と足が止まります。

扉を開けると、店内にはオレンジ色の明かりがともり、静かで落ち着いた空間が広がっています。
昼と夜で表情を変えるこのお店。ボクも普段は昼にしか行ったことがなかったのですが、今回の取材を経て、ぜひ夜にも訪れてほしいカフェだと感じました。
「夜カフェ」という選択肢を、もっと身近に
今回、店主のひかるさんにお話を伺いました。
「夜に、気軽にコーヒーを飲める場所があまりなくて。飲み会の2軒目、3軒目で、必ずしもお酒じゃなくてもいいと思うんです」。そんな言葉どおり、hitomaは“夜カフェ”としての居心地がとてもいい。

お酒も用意していますが、お酒を飲まなくても、気まずさは一切ありません。おいしいコーヒーと甘いものを囲んで、ゆっくり話す。あるいは一人で、静かに自分の時間を過ごす。夜にこういう選択肢があるのは、正直かなりありがたいです。
hitomaという名前に込められた“ひととき”
店名のhitomaは、ひかるさんの「ひ」と、他スタッフの方の「ま」を組み合わせてつけた名前。そこにもう一つ「ここで“ひととき”を過ごしてもらえる場所にしたい」という思いも込められているそうです。

実際に店内で過ごしていると、その言葉がすっと腑に落ちます。長居しても急かされず、静かに受け入れてくれる空気感。hitomaは「何かをするための場所」というより、「何もしない時間を許してくれる場所」なのかもしれません。
