〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。
Tavola Calda Carmine(東京・牛込神楽坂)

2026年1月、牛込神楽坂駅から徒歩8分ほどの牛込中央通り沿いに、カジュアルに本格イタリア料理を楽しめる「Tavola Calda Carmine(ターヴォラ・カルダ カルミネ)」がオープンしました。神楽坂の老舗リストランテ「カルミネ」の姉妹店にあたります。オーナーシェフのカルミネ・コッツォリーノ氏は、1987年に日本初のイタリア人オーナーシェフの店として「カルミネ」を創業。長年にわたり日本におけるイタリア料理文化を牽引してきました。新店舗はその味わいをより身近に、日常の中で楽しんでもらいたいということでカジュアル業態に。

近年、自宅での食事時間を大切にするライフスタイルが広がる中、「カルミネの料理をもっと自由に、生活の一部として楽しんでほしい」という考えが強まり、テイクアウトや日常使いにも対応する店舗構想へとつながったのだそう。レストランの枠にとらわれず、ふらりと立ち寄れる「街の食堂」のような存在を目指しているとのこと。

場所は本店と同じ神楽坂・牛込エリア。長年支えられてきた地域の人々や常連客が気軽に利用できる距離感も大切にされました。店内は温かみのある色合いと素朴な可愛らしさを感じる空間で、席数は10席。まるでイタリアのターヴォラカルダ(惣菜食堂)にいるような、肩肘張らない雰囲気が広がります。

看板メニューの「マルゲリータピザ」1,850円は、店内のピッツァ窯で焼き上げる本格派。イタリア産小麦のもっちりとした生地に、とろけるモッツァレラとパルミジャーノのコク、トマトの酸味が重なり合う王道の一枚です。焼きたてならではの香ばしさも魅力。「ラザニア」1,200円は、濃厚なミートソースとチーズのバランスが絶妙な人気メニュー。テイクアウト後もおいしく味わえるよう設計されており、自宅でもレストランの満足感を楽しめます。

同店限定の「煉獄のたまご」1,100円も見逃せません。特製トマトソースに半熟卵を合わせたイタリアの家庭料理で、パンに絡めながら味わうシンプルながら奥行きのある一皿。ワインとの相性も良く、軽い一杯のお供にもぴったりです。

食後にはイタリア伝統菓子も充実。ピエモンテ州発祥の「バチディダーマ」500円は、クッキーにチョコレートをサンドした素朴な甘さが魅力で、コーヒーやエスプレッソとともにゆったりした時間を演出します。

ランチタイムには「日替わりワンプレートランチ」1,300円、「大きなサラダランチ」1,200円、ピザランチ(1,100円~)などを用意。いずれもドリンク付きで、気軽に同店の味を体験できます。

さらに、日替わりランチボックスや惣菜のテイクアウト、冷凍ピザやスイーツなど、自宅で楽しめる商品も豊富なラインアップ。今後はイタリア直送食材の販売も予定されており、家庭の食卓にイタリアの風味を届ける拠点としての役割も担います。

神楽坂で38年にわたり料理を届けてきたカルミネ氏。地域に根差した食文化をさらに身近に広げたいという思いは変わらず「この街にカルミネがあって良かった」と感じてもらえる店づくりをしているそう。ほっと一息つける温かな一軒。日常の中のイタリアを感じに、足を運んでみてはいかがでしょう。
※価格は税込。


