“サカエヤ”の肉が楽しめる。虎ノ門のイタリアンと目黒のスペイン料理店

名古屋の有名イタリアンが虎ノ門ヒルズに

虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー3階の「虎ノ門横丁」に新たな顔が加わりました。4月8日、「エレゾゲート」があったスペースに「ボッテゴン」が東京初進出です。名古屋で人気を博すイタリアンで、テーマは「経産和牛×イタリア料理」。滋賀の名精肉店「サカエヤ」の肉を使った東京オリジナルのメニューがそろいます。

骨付きコトレッタ、ゴーバルポークのジンジャーステーキ、走る豚の生ハム、近江牛の煮込みのパスタなど、肉好きにはたまらないラインアップがずらり。オーナー・山口太郎さんが選んだワインはどれも香りが素晴らしく、肉料理との相性も抜群です。ランチにはハンバーグや生姜焼きも登場するとのことで、昼から足を運びたくなる一軒でもあります。店頭の熟成庫もじっくりご覧ください。

スペシャリテ 骨付きコトレッタアッラミラネーゼ

実力派シェフによるスペイン料理店

目黒の住宅街に姿を現したスペイン料理「KONEXIOA(コネクショア)」は、4月3日の開業。有名ガイドブックにて、価格以上の満足感が得られると評価された、新橋「Txiki Plaka」の八谷玲美シェフが腕を振るいます。駅から多少離れていながら人気店が集まるエリアとあって、平日ランチ時もにぎわっていました。木々に囲まれた2階建ての一軒家で、吹き抜けの開放的な空間はそれだけで気持ちがほぐれます。

肉メインのランチをオーダーすると、こちらも「サカエヤ」仕入れの佐助豚のロースト。香り豊かで納得の一皿です。この日のパエリアは鶏肉とローズマリーで、熱々のパエリア鍋に布を巻いて持ち、自分でおこげまでそいで食べるスタイルがまた旨い。2階の個室で大人数の会食も、カウンターでお酒と軽くつまむのもOK。ペットと過ごせるテラス席もあるとのことで、さまざまなシーンで重宝されそうな一軒です。

ミックスパエリア

麻布エリアに誕生した、有名店が手掛ける細巻きとおにぎり

名店の寿司を気軽に

麻布十番に登場したテイクアウト専門の細巻き店「makimaki」。3月31日の開業以来、話題を集めています。同エリアで人気を博す「鮨 めい乃」の姉妹店で、店主・幸後綿衣さんの、お寿司をもっと気軽に楽しんでほしいという思いから生まれた一軒です。

ギフトボックスは保冷剤を敷いた二重底で、店のロゴと同じ形に切られた紙で巻かれた箱は、手土産として高い完成度です。注文は2本(12カット)から。メニューは日替わりで、8〜10種がガラスケースの中に整然と並ぶ様子はまるで和菓子店のよう。「やま幸」のマグロの鉄火巻やかんぴょう巻といった王道から、エビマヨパクチーなどの変わり種まで多彩にそろいます。3,500円の「makimaki Box」は赤身鉄火、とろたくと日替わり2種が入るおすすめセット。5,000円の「まぐろBox」は赤身鉄火、中トロ鉄火、ネギトロ、とろたくが並び、贈られたら歓声が上がりそうです。

makimaki Box

思いを持って立ち上げたおにぎり店

4月11日、西麻布には「米好日」が誕生しました。人気日本料理店「西麻布野口」が手掛けるおむすび店で、8時から14時までの営業です。元々はゆっくり食事のできない医療従事者の力になりたいという思いからスタートしたというのが印象的。テイクアウトもありますが、店内で定食として楽しめるのが魅力です。

「幻の米」として知られる「雪ほたか」を使ったおむすびは、絶妙に空気を含んだ握りで、気付いたら食べ切っていたほど。8種の中から「福岡無添加明太子」と「筍と桜海老」を選びましたが、2つなどあっという間です。定食には焼魚か唐揚げを選べ、漬物、小鉢2つ、出汁巻き卵、味噌汁が付きます(プラス300円で豚汁に変更可)。
美しい出汁巻き、身がぎゅっと締まった日本料理店ならではの唐揚げ、そしてティーソムリエが選んだという知覧茶の清涼感まで。これが1,200円〜の定食で楽しめるとはなんとも贅沢。今後この場所を起点にさまざまな試みを予定しているとのことで、こちらも楽しみです。

福岡無添加明太子

 深夜まで大人が素直に楽しめる立ち飲みワインバーとハワイアンダイニング

人気イタリアンの新業態

外苑前キラー通り沿いの新築ビル1階に、立ち飲みワインバー「JIBI(ジビ)」が誕生しました。4月6日のことです。人気イタリアン「マルカ」などを擁する株式会社スボルタの新業態で、深夜2時まで営業しています。テーマは「日常のちょっとした贅沢」。

料理はイタリアンにこだわらず、立ち飲みでつまみたくなるものをそろえたとのことで、フライドチキンや焼売といったカジュアルなものから明太子パスタ、4,800円の但馬牛サーロインタタキまで幅広い顔ぶれです。中でもお店の一押しは、マルカ出身の安齋健志シェフによる「たけしのチャーハン」。まかないで作り続けてきた一皿だそうで、確かにパラパラで納得のおいしさでした。
ワインはグラス1,200円から。同社が福島に構えるワイナリー・Maison AKIのカジュアルライン、同名の「JIBI」も楽しめます。近隣で働く人にこそゆっくり使ってほしいという思いから、営業は平日のみです。

たけしのチャーハン

ちょっとユニークなハワイアンダイニング

3月5日、恵比寿にオープンしたハワイアンダイニング「WM(ウム)」も楽しい一軒です。ハワイで7ブランドを展開するWestman Group Corporationの東京進出店だけに、観光客向けではない現地の味も楽しめるということ。

メニューにはハワイの定番料理が並びますが、ユニークなのはその切り取り方。「ロコモコの頭だけ」は文字通りライスなしの具のみ。ポキもご飯は別など、お酒のお供にちょうどいい仕立てになっています。どれもきちんとおいしく、友人同士でわいわいつまむのにぴったりです。個室やテラス席もあって、ドッグフレンドリー。23時以降のバータイムには、この時間限定という「鉄板ナポリタン」も。気になります。

ロコモコの頭だけ

黄酒レストランと上海家庭料理。神保町エリアにまた注目の中華が

ひとり飲みにもおすすめの中華

新御茶ノ水に中華「御茶ノ水 寛(ひろ)」が扉を開けました。3月17日のことです。「南国酒家」の厨房で20年、「竹韻飄香」でマネージャーも務めた岡田俊寛さんの独立店で、コンセプトは紹興酒をはじめとする「黄酒」を料理とともに楽しむこと。黄酒の魅力にはまった岡田さんが、その奥深さを伝えたいという思いから生まれた、ほかにはない一軒です。

ひとりでも気軽につまめる「酢豚串」「エビマヨ串」があるのはユニークで、店の奥には叉焼や焼き物用に自家製ドラム缶が鎮座。南国酒家出身のベテランシェフが手掛けるそのほかのメニューも充実しています。
まずは「黄酒の利き酒」セットで多彩な味わいを楽しみ、気に入ったものをゆっくり傾けるのがおすすめ。カウンターでひとり静かに向き合うもよし、仲間と囲むもよし。懐の深い一軒です。

エビマヨ串

「特製ねぎ油まぜ麺」はオーダー必須

3月3日、小川町には中華「満点籠」が店を構えました。上海出身で料理歴30年以上という阿姨(オーナーのお母さま)が、小籠包や生煎餅(焼き小龍包)などを手作りで供します。

平日17時の開店直後に訪れましたが1時間もせず満席に。まずは1,580円の「お疲れ様セット」で生ビール、ピータン豆腐、焼き餃子をいただきながら、魅力的なメニューをじっくり。上海発祥の手作り「小籠包」「特製ねぎ油まぜ麺(開洋葱油拌麪)」「烤麸の煮物(四喜烤麸)」を注文。中でも葱油拌麪は、焦がす寸前まで炒めた青ネギの香りと醤油ダレ、干しエビの旨みが麺に絡み、この料理はもっと流行してもいいのでは、と思うおいしさです。
オーナー親子の笑顔も心地よく、4人くらいで訪れて、気になるメニューをたっぷり食べて飲むのがおすすめです。

特製ねぎ油まぜ麺