〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

寿司國(神奈川・鎌倉)

趣のある大谷石をあしらった外装
趣のある大谷石をあしらった外装   写真:お店から

2026年4月、鎌倉駅・北鎌倉駅のほぼ中間に位置する、鎌倉街道にある巨福呂坂(こぶくろざか)洞門脇にオープンした「寿司國」。鎌倉・湘南エリアで人気のアマルフィイグループを手掛ける株式会社ビィバリューの新業態です。店名は、創業者・荒井國明氏の一字を取って付けられたのだそう。

入り口へ続くアプローチ
入り口へ続くアプローチ   写真:お店から

緑豊かな高台に立つ瀟洒な2階建ての建物。木立を眺めながら階段を上がっていくと、お店の入り口が見えてきます。大谷石に囲まれた1階部分が「寿司國」、2階は系列店の「薪火料理 アマルフィイ」です。

橋本達郎大将
橋本達郎大将   写真:お店から

カウンターに立つのは、橋本達郎大将。東京・四ツ谷の名店「すし匠」で修業後、香港へ渡り、数々の有名店で研鑽を積みました。食材への飽くなき追求心から、自ら日本全国の漁港や寿司に関わる生産地を訪れ、漁師や生産者の思いと品質を加味しながら魅力あふれる一貫、一皿を提供することに注力しています。

前菜の盛り合わせ
前菜の盛り合わせ   写真:お店から

一番人気は「おすすめお任せ8,800円コース」です。季節の味覚をふんだんに使った前菜から、お任せ寿司10貫、茶碗蒸し、焼き物、巻き物、玉子、お椀、甘味まで全19品。大トロやうにに加えて、絶品穴子や相模湾で獲れた旬の地魚などを堪能できるコースです。ランチコースは5,800円、ランチからディナーを通して注文できるコースは8,800円、13,700円、19,000円があります。

まぐろ
まぐろ   写真:お店から

コースで提供する寿司は、小田原漁港や豊洲市場から毎朝仕入れる新鮮な地魚と全国各地の上質な魚介の中から、その日ごとに最高のネタを組み合わせて構成。特にまぐろは、品質に定評のある豊洲市場の専門まぐろ仲卸「やま幸」から仕入れています。

にぎり
にぎり   写真:お店から

こだわりのシャリには、日本各地の寿司店を食べ歩き、研究を重ねてようやく辿り着いた、粒立ちのよさと程よい粘りが特徴の秋田県産ブランド米「サキホコレ」を使用。3種の酢(白菊、富貴、與兵衛)を独自に配合して、温度と水分を細かく調整しながら、ネタとの調和を図っています。口の中でほどけるような、軽やかな食感も好評です。

「鎌倉クラフトジン 露」1,600円
「鎌倉クラフトジン 露」1,600円   写真:お店から

寿司のお供には、鎌倉の名水を使用した「鎌倉クラフトジン 露」がおすすめ。古くから蜜のように甘く、不老不死の水と言い伝えられている、鎌倉五山・浄智寺の名水「甘露ノ井」を使ったご当地ジン。地元の恵みが詰まった一杯とともに、唯一無二のペアリングが楽しめます。

自然をバックに静寂を楽しめるカウンター席
自然をバックに静寂を楽しめるカウンター席   写真:お店から

座席数は、カウンター8席とテーブル席20席のほか個室が1部屋。大将の職人技を目の前で楽しめるカウンターは特等席です。厨房越しに眺められる木々の緑や、カウンターに配された鎌倉彫の老舗「博古堂」の半月盆など、随所に鎌倉らしさが散りばめられた粋な空間。プライベート感たっぷりのテーブル席や個室は記念日や会食の利用にもいいですね。

自然の移ろいを愛でながら本格江戸前寿司を堪能できる「寿司國」。古都の静寂に身を委ね、ゆったりと寿司を味わえるいい時間が過ごせそうです。

食べログレビュアーのコメント

HYHY777
季節の茶碗蒸し(フカヒレ)   出典:HYHY777さん

『ランチコースは3種類。そんなに量も食べられないので、5,800円のコースを選びました。

お寿司はもちろんですが、とにかく、全てが完璧で超おいしい!
特に感動したのは、フカヒレの茶碗蒸し。初めての食感で、人生1おいしい茶碗蒸しでした。
お食事中、何度も「すごい!」と言っていました笑
お料理のクオリティからすると、コスパかなり良しです』(こなつかいとさん)

イカ
イカ   写真:お店から

『「ランチ お任せ8800円コース」

グループの強みである和食と握りを両立させたバランスの取れたコース構成。

前菜には6種の酒肴を盛り付け、薄味から酸味に濃厚と緩急のある振れ幅が握りに備えるように味覚をアイドリングさせる。

季節らしく桜の葉で〆たイシダイから始まる握り。
プリッとした噛み応えに桜香が引き立ち、少しの塩気で旨さ方向へとベクトルを向けていく。

鮪は仲卸”やま幸”から仕入れており、この日は良質な養殖物。
それでもしなやかな口当たりと澄んだ鉄香の赤身、季節外れの華やかな旨味で包み込む霜降りのトロ。そして禁断の炙りを入れれば瞬時に液化する脂が堪らない大トロ砂ズリと口福の連続を生む。

ウォーター感たっぷりのボタンエビは、ナチュラルに馴染む甘みに山葵の粋な輪郭がよく似合う。

デザートは3品とそれぞれ赴きの違ったテイストで愉しませるように〆。

所要時間は1時間半弱、握りを主体としたコース構成に仕上がっています』(中目のやっこさんさん)

※価格はすべて税込

文:斎藤亜希