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【カレーおじさん\(^o^)/の今月のカレーとスパイス】2026年2月を振り返る
2月は飲食業界では閑散期。飲食店にとっては厳しい時期ですが、ユーザーとしてはむしろいつも混んでいるお店に空席があったり、行列店の並びもいつもよりは少なめだったりと、人気店へ行くチャンスでもある時期。
と同時に、閑散期だからこそお気に入りのいつものお店へ行ってゆっくりできるチャンスでもあります。ただ、ゆっくりすると言っても他のお客さんが来たら席は譲るべきですし、長居するならドリンクや料理の追加注文はしたいもの。そうすることがお気に入り店にとってのお気に入りのお客さんとなる秘訣。客と店はどちらが上ということはなくお互い様。どうせお互い様なら相思相愛の関係性でいたいですね。
2月もさまざまなお店をご紹介しました。
- 大阪の激戦区にできた名店出身シェフの新店舗
- 副菜ビュッフェが楽しいスパイスカレー店
- 伝説のシェフが復活! 思い出横丁の間借りカレー店
- スリランカ人シェフの人気店が激戦区で独立
以上です。どこもまだ常に行列というわけではない穴場店。あなたのお気に入り店となりますように。
【第1週のカレーとスパイス】店主はビリヤニの名店出身! 今カレーマニアの間で話題を集める「カレーの工場」とは?

大阪のカレーマニアの間で「ここはおいしいぞ」と話題になっている新店舗があります。2025年12月20日に天満市場のすぐ近くでオープンした「カレーの工場」です。

東京でスタートし、全国へ広がった南インド料理店「エリックサウス」の最初の大阪店舗である「エリックサウス西天満店」で店長をつとめた方のお店です。

シェフは福岡出身で福岡で就職し、転勤先の東京でカレーにハマり、食べ歩いているうちにそれを仕事にしたいと考えてエリックサウスの門を叩き、西天満店長に抜擢されて大阪へ転勤。トータル約5年の修業を経て独立したという経緯。
店内はポップなカレースタンドといった趣。南インドを前面に打ち出すのではなく、元々シェフ自身がカレーライス好きであるということと、大阪のお客さんに親しんでもらえるようにとの思いでカレーライスの形で提供しているそうです。

カレーライスが数種類ある他にビリヤニもあります。どちらも食べたいなら「カレー&チキンビリヤニ」1,650円が良いでしょう。選べるカレーはネパール風キーマカレーを選択。これに本日の菜食料理から「ブロッコリーマシヤル」300円も追加してオーダーしました。

ターリーには150g程のビリヤニだけでなく、通常120g(写真は少なめでオーダーしたもの)の日本米も盛り付けられます。選んだカレーの他に、ダル、無糖ヨーグルトなどものる豪華なプレート。

まずビリヤニをそのまま食べてみるとフワッとパラッと仕上がった上品なビリヤニ。エリックサウスのビリヤニと近い方向性ですがまた少し違うスパイス感もあり、その差を比べるのも楽しいです。

ヨーグルトと野菜を一緒にかければライタのようになり、ビリヤニ好きにはたまらないおいしさ。

ネパール風キーマは日本米と相性良好。ネパールのカレーとしてはかなりリッチな方向性であり、ご飯にこのキーマとダルも一緒にかけて食べるとダルバートのようなテイストになる設計も見事。

ブロッコリーマシヤルも、柔らかくなるまで火を入れたブロッコリーとスパイスが絶妙に調和。単体でおいしく、ビリヤニやカレーと合わせてさらにおいしい逸品。つまりは一皿でビリヤニ、ダルバート、ミールスの雰囲気をも同時に味わえるのです。
卓上には青唐辛子の辛味ソースと大根のウールガイ(南インドのスパイスオイル漬け)もあり、味変していくことによって最初から最後までさまざまな味を楽しめます。

カレーライスが好きな人にはシンプルなカレーライスを。インド料理やアジア料理が好きな人にはビリヤニとカレーのセットを。どちらも好きなら通えば良いのです。大阪にありそうでなかなか無いタイプの新店舗。
「色々な場所に住んだ上で、この街に一生住もうと決意して独立したので、地域の方々のお役に立てる店になっていければ良いなと思っています」とシェフ。その気持ちが伝わってくる料理であり、そんなお店です。














