【カレーおじさん\(^o^)/のNewカレー探訪】

連載リニューアル第2回。今月は新店舗と新たに移転したお店、計4店舗をご紹介します。

1. 東京は自由が丘のスリランカカレーライス&ヌードル
2. 浅草から三ノ輪に移転したタイカレーラーメン
3. 大阪は難波のニューウェーブカツカレー
4. 神奈川は関内のタンドール料理とビリヤニ

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1. SPICE CURRY CEYLON HOUSE

自由が丘駅近くで2026年4月7日にグランドオープンしたお店。スパイスカレーと店名にありますが、大阪スタイルのスパイスカレーではなく、スリランカスタイルの副菜もいろいろとのったワンプレートのカレーがメインのお店です。

すてきな雰囲気の外観

カレーはククルマス(スリランカのチキンカレー)とキリホディ(スリランカのココナッツカレー)のあいがけが基本。主食をドライカレーかスリランカヌードルを選べるというのが面白い点。

ドライカレーとヌードルのあいもりもできるということで、それにサラダとドリンクも付くセイロンハウスカリアセットを小盛りでいただきました。

メニュー表

サラダのドレッシングも自家製でパインアチャールを使用したフルーティーなサラダとなっているのが良いです。

カレーはチキンがトゥナパハ(スリランカのミックススパイス)の香りが立ち、じゃがいも入りのキリホディはココナッツの優しい甘さが立っていてベクトルの違う味となっています。

サラダとセイロンティー

ドライカレーもヌードルも、スパイスや具材と共に炒めたもので食感の違いが楽しめます。

最終的には自然と全てが混ざってまた新たな味が生まれていき、最初から最後まで飽きることなくいただけるのが良いです。

セイロンハウスカリアセット(1,760円)の小盛り(-55円)

スリランカカレーにはスリランカの紅茶がよく合い、食後もその余韻にひたることができます。

お店の外観も内観も街の雰囲気に溶け込むおしゃれな雰囲気。特に女性人気が高いように見受けられましたが、カレーマニア的にはいわゆる九州ランカの面影も感じるカレーであり、それが好きな方におすすめできるお店です。

2. ソンポーン

タイ料理激戦区浅草で、マニアの間でも隠れた名店と評価の高かった「ソンポーン」が2026年2月19日、鷲神社近くに移転しました。 

浅草から三ノ輪へ移転

店内はカウンターと座敷席があり、一人でもグループでも楽しめます。広さ的には以前よりかなり小さくなりましたが雰囲気自体は近い部分が多く、イメージはほぼ変わらないと感じました。

グラドゥームーヤーン(1,300円)

グラドゥームーヤーンは鉄板で供されるスペアリブのグリル。タレもカオクア(炒り米)を使った本格派。骨付きの豚肉にむしゃぶりついてしまうおいしさです。

チェンマイ名物のタイカレーラーメンとも呼ばれるカオソーイは茹で麺と揚げ麺どちらも一緒に楽しめる麺好きにはたまらない料理。優しいテイストのココナッツカレースープにチキンや香味野菜が入り、食べ応えも十分。

カオソーイ(1,500円)

他にもタイ南部の激辛ドライカレーとも呼ばれるクアクリンなど、マニアが喜ぶメニューも加わってますますパワーアップした印象。

移転しても変わらずのレベルの高さ。酉の市で有名な鷲神社のすぐ裏手にあるので、お参りがてらの本格派タイ料理も良いのではないでしょうか。

3. シャンカラ堂 なんば店

ニューウェーブカツカレーの旗手的存在とも言える名店シャンカラ堂が、2026年3月24日に、⼤阪難波駅構内の飲食店街「ごちぶらナンバ」に新店舗を開店しました。

大阪難波駅の構内にオープン

駅の構内ということで入場券の購入が必要ですが、サービス券つきのスペシャル入場券を購入し、店舗で渡すとその金額がキャッシュバックされるので電車に乗らず食べたいだけの人にもうれしいです。

入場券分はキャッシュバックしてくれる

ヒレカツカレーに黒ゴマポークキーマカレーと玉子ピクルスをつけていただきました。

出汁のうまみとスパイスの香りのバランスが絶妙で、しみじみおいしいシャバッとしたカレーはそれだけ味わっても満足度の高いもの。大阪スパイスカレーの良さの中に洋食のエッセンスも感じる個性あるカレーです。

ヒレカツカレーに黒ゴマポークキーマのせ(1,800円)と玉子ピクルス(150円)をトッピング

キーマは芳醇でドライ。だからこそシャバッとしたカレーとも調和し、溶け合うことによって新たな魅力が生まれます。

そして何より絶品カツ! ほのかにピンク色ですが絶妙に火が通ったヒレカツは、とんかつの専門店、人気店と比べても引けを取らないレベルの高さ。

玉子も絶妙な半熟で、要所要所、そして細部に調理技術の高さが感じられます。

全国にこのタイプのカツカレーが少しずつ増えていますが、その中でも頭一つ抜け出たレベル。本店は駅から遠く、アクセスが良いとは言えない場所ですが、ここはアクセスも最高。この地でさらに知名度も人気も上がっていくことでしょう。

4. DESI TANDOOR B.B.Q

関内駅前かつ横浜スタジアムの目の前に2026年3月19日にオープンした「BASEGATE横浜関内」。こちらは多数の飲食店も入り、カレー率も高いというカレーマニア要注目スポット。その中でも小伝馬町にある僕のお気に入り店「DESI TANDOOR B.B.Q」が、2店舗目を構えたのは驚きました。

小伝馬町の人気店の2号店

隣店との壁らしい壁がなく多くの飲食店が連なるエリアということもあり、コンパクトなお店ながら看板メニューのタンドール料理は充実。

チキンティッカ(1個375円)。左がマライティッカ、右がハリヤリティッカ

チキンティッカは、おなじみのタンドリーチキンの骨なし版とも言えるチキンティッカ。ほうれん草ソースのハリヤリティッカ、マイルドなマライティッカを選べ、1個から注文可能です。

キーマ・チャプリ・ケバブ(698円)

そして、関内店限定のキーマチャプリケバブも。ハリヤリティッカ、マライティッカ、チャプリ・ケバブ、それぞれ味付けも火入れも程よく、お酒のおつまみとしても完璧。特にチャプリ・ケバブはインド版スパイシーハンバーグとも言える料理であり、肉好きにはたまらない逸品。

チキンビリヤニ(980円)

カレーやナン、そしてビリヤニもあります。チキンビリヤニは軽めの〆サイズ。本格的な味を気軽に楽しめて良いです。飲食店街なのでエリア内ではしご酒する際にも覚えておいて損のないお店ですよ。

※価格はすべて税込

文:カレーおじさん、食べログマガジン編集部
撮影:カレーおじさん