〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
帝國(東京・三軒茶屋)

2026年5月、活気あふれる飲食店がひしめく東京の三軒茶屋エリアに、中華料理や和牛をアテにお酒を楽しめる酒場「帝國」がオープンしました。
場所は、三軒茶屋駅パティオ口から徒歩で約4分、西太子堂駅からは約3分の所にあるビルの6階。エレベーターの扉が開いた瞬間、日常からふっと切り替わるような特別な感覚に包まれます。

ウッディなインテリアで統一された店内で目を引くのは、職人が丁寧に仕上げた欅の一枚板のカウンター。ホテルのラウンジのように柔らかな照明が心地よいテーブル席もあり、居心地の良い空間が広がっています。

店主の丹羽倖平氏は、18歳で美容師としてキャリアをスタートさせた異色の経歴の持ち主。26歳で飲食業界へ転身し、渋谷の人気居酒屋「高丸電氣」の店長などを経て店舗開発の道へ進みました。韓国料理や焼肉、中華料理などさまざまな業態の立ち上げに携わるなかで、自分自身の価値観や美意識を形にしたいという思いが募り、31歳で独立。株式会社dreal mateを設立し、その1号店として帝國をオープンしました。
出店場所に三軒茶屋を選んだのは、食に対する感度が高い人が集まる賑やかな街だから。そこで、あえてその喧騒とは反対の価値を提供しています。店に入れば自然と肩の力が抜ける静けさがあり、落ち着いて食事や会話を楽しめて、心が休まる空間となることを目指しているそうです。

料理は契約農家から仕入れる国産食材を使用した中華ベースのメニューが揃います。イチオシの「エビマヨ」(1,400円)は、自家製マヨネーズにパッションフルーツの爽やかな酸味と香りを合わせることで、濃厚ながらも軽やかで最後まで飽きずに食べられる一皿です。仕上げに数種類のスパイスをまとわせたナッツを散らし、海老のプリッとした食感と複雑な風味が重なり合います。

もう一つの看板メニューが「和牛麻婆豆腐」(1,700円)。辛さや痺れを前面に押し出すのではなく、素材のうまみを丁寧に積み重ねた一品です。スパイスで香りを移した自家製のラー油や複数の香辛料を使用しながらも、それぞれが主張しすぎない絶妙なバランス。お酒のあてとしてはもちろん、食事の締めくくりにもぴったりな奥深い味わいです。

厳選された和牛メニューもお店の魅力。「和牛刺し」(1,400円)は、農家から直接仕入れることで高いコストパフォーマンスを実現。無添加の飼料のみで育てられた牛の肉は融点が低く、常温でも溶け出すほどの上質な脂が特徴で、口に入れた瞬間にほどけるような軟らかさを堪能できます。
深夜はバーとしても利用でき、年代物のウイスキーや自家製の漬け込み酒とともに味わうのもおすすめです。

賑やかな三軒茶屋に誕生した、落ち着きと美意識に満ちた新店。おいしい中華料理と美酒が日常の疲れを癒やしてくれます。時間を忘れてグラスを傾けたくなる特別な場所として人気を集めそうです。
食べログレビュアーのコメント

『まずお店に入った瞬間から雰囲気がすごく良くて、落ち着いた空間なのにどこか特別感もあって、デートや記念日、友人との食事にもぴったりだなと思いました。カウンター席もテーブル席も居心地が良く、ゆっくり食事を楽しめます。
料理はどれも見た目が綺麗で、一皿一皿にこだわりを感じました。もちろん見た目だけじゃなく味も本当に美味しく、お肉は柔らかくて旨みがしっかりあり、一品料理もお酒が進む味付けで、何を頼んでも満足できました。食材の組み合わせや盛り付けも工夫されていて、「次は何が来るんだろう」とワクワクしながら楽しめます。
スタッフの皆さんの接客もとても丁寧で、料理の説明やおすすめも分かりやすく、程よい距離感で居心地が良かったです。人気店なのも納得で、細かいところまで気配りが行き届いている印象でした。
価格だけ見ると少し贅沢かなと思いましたが、料理のクオリティやサービス、お店の雰囲気まで含めると十分満足できる内容でした。「また来たい」と素直に思えるお店です』(hikagedayoさん)
※価格はすべて税込です。


