【第3週のカレーとスパイス】唯一無二のグリーンカレーがまさかの1,000円! 伝説のシェフが新宿の飲み屋街に間借りカレー店をオープン「つばめぐみ」

2025年12月17日、新宿の飲屋街・思い出横丁にオープンした間借りカレー店「つばめぐみ」

かつて本郷、中目黒で「リロンデル」という知る人ぞ知るカフェレストランを営みつつ、同時に銀座で連日行列を作っていた間借りカレー店「GREEN CURRY Mêê」も営業していた伝説のシェフがいます。

シェフは下北沢の食べログ カレー TOKYO 百名店「Curry Spice Gelateria KALPASI」でカレーの仕込みを担当する実力者

その後、大人気店となっている「Curry Spice Gelateria KALPASI」でオープンから今もカレーの仕込みを担当している実力者なのですが、2025年12月17日には、新宿の思い出横丁で間借りカレー店を復活させました。その名は「つばめぐみ」。

お店はもつ焼き店の間借り営業

もつ焼きのお店「らくがき」で水、木、金(祝日を除く)の12時から20時までの間借り営業なので、昼のみならず夕飯時まで利用可能。グリーンカレーとグリーンティーのセットを中心に、フレンチからスパイス料理まで幅広く造詣の深いシェフならではのアラカルトも楽しめます。

「パセリとチーズのサラダ」

まずは「パセリとチーズのサラダ」300円から。チーズは提供時に削りかけてくれます。チーズに関連する仕事もしていたシェフの経験から厳選した、コンテチーズとパセリ。ドレッシングも自家製。シンプルだからこそ素材の良さを感じるおいしさで、この価格はお得すぎます。

チーズはその場で削って提供

シェフに聞くと「良いものこそ安く食べてもらいたいんです」とのこと。パセリが好きな方はもちろん、得意ではない方にも試してほしい逸品です。

「ネパールっぽいプルドポーク的なおつまみカレー」

「ネパールっぽいプルドポーク的なおつまみカレー」500円は塊の豚をほぐしながら調理したカレー。ネパール山椒とも言われるティムールのフルーティーな痺れが心地よいです。おつまみにもなりますし、グリーンカレーとのあいがけ的に合わせても良いでしょう。

「グリーンカレー」に「バター香るオムレツ」をトッピング

メインの「グリーンカレー」1,000円には「バター香るオムレツ」200円をトッピング。選べる副菜1種がつくのですが、きのこのデュクセル、スパイスオイル揚げごぼう、どちらも気になったので1種追加(追加料金100円)でオーダー。

フレンチのエッセンスを感じる、他ではなかなかお目にかかれないタイプのグリーンカレー

タイのグリーンカレーをベースとしているのですが、よりクリーミーでスパイシー。フレンチの要素も感じる唯一無二の絶品グリーンカレー。きのこのデュクセルもフレンチのデュクセルのカレー仕立てという趣で実に楽しく、相変わらず何を食べてもおいしいです。

「グリーンティー」

最後にグリーンティー。非常に鮮やかな緑色で香り高く、ほのかな甘みも感じる品質の良さ。トッピングせずグリーンカレー単品だとこのグリーンティーもついてきて1,000円というのは驚きなのですが、これもやはり「良いものこそ安く」の精神なのでしょう。

フレンチビストロのような手書きメニューにワクワク

アラカルトメニューは日替わりなので何が出てくるかはその日のお楽しみなのですが、何を食べても間違いなくおいしいと僕が信頼しきっている方なので、いつ行ってもしっかりと満足ができることでしょう。

夕方のアイドルタイムにも営業しているのもうれしいポイント。カーテンがかかっているのでよく見ないと営業しているかどうかわからない隠れ家感も楽しいです。新宿にスパイスオアシスができました。

【第4週のカレーとスパイス】スリランカカレー好き集合! 大人気間借りカレー店が小川町に待望の独立店舗をオープン「TinTin SriLankan Curry」

2026年2月11日、独立店舗をオープン

新橋、新小岩でスリランカ料理の間借りカレー店として話題となった「TinTin SriLankan Curry」が2026年2月11日、カレー激戦区の神保町エリアに独立オープンしました。

お店があるのは、カレーの人気店がひしめくビル内

しかも激戦区の中の激戦区と言えるようなビルであり、1階にも2階にもカレーの人気店があり、カレー専門店でなくともカレー料理があるお店が集まった建物での出店ですが、初日から行列のできる人気でマニアの間でも心待ちとされていたことがうかがえます。

店内にはカウンター、テーブル席の用意あり

店内はおしゃれなカフェバー的雰囲気。

取材日のメニュー

「本日のランチプレート」1,400円は内容が日替わりで、さまざまな料理がのるワンプレート。これにオプションをつけるかどうかという選択肢。

「本日のランチプレート」

この日のメインは骨付き鶏もも肉のスリランカカレー、ココナッツカレーは高知県産茄子、テルダーラはソーセージ。さらにダールカレー、赤玉ねぎ、パクチー、パパダン(豆せんべい)、サンボル(ココナッツスパイスふりかけ)もつきます。

骨付き鶏もも肉の存在感が光ります

これに「あさりのデビル」300円を追加してオーダー。インカのめざめカレーもついてきました。

「ソーセージのテルダーラ」

程よい辛さの鶏もも肉カレーにソーセージのテルダーラ(油炒め)が楽しいです。テルダーラと言えば野菜が多いのですが、ソーセージというのが良い意味で家庭的。基本はオーセンティックなのですが、そこに自由さが加わったワンプレートと言えるでしょう。

あさりのデビルが良い仕事をしてくれます

あさりのデビルはしっかり辛口。ワンプレートにうまみと刺激を加えます。

ランチタイムはセイロンティーとワッタラッパン(ワタラッパン)のセットもお得な価格(500円)でいただけます。この日のセイロンティーはディンブラ。香り高い紅茶にスリランカのココナッツミルクプリンとも呼ばれるワタラッパンがよく合います。そしてこちらのワタラッパン、良い意味で日本ローカライズされたもの。濃厚できめ細か。しっとりとしたテクスチャで甘いもの好きなら必食のデザートです。

「ワッタラッパン」と「セイロンティー」のセット

シェフはスリランカ・コロンボ出身の通称ティンティンさん。学生として来日し、タイ料理、ベトナム料理、焼き鳥や串カツなどさまざまなジャンルの飲食店に勤める中で、新橋の刺身料理のお店ではその腕を認められて厨房を取り仕切る立場となり、その際に刺身で使った魚をカレーにしてみたらおいしかったことから、そのお店で間借りカレー店として営業することになり、人気が出て今回の独立となったそうです。

夜にはおつまみとなる料理にスリランカのお酒もあり、さまざまなニーズに応えてくれるお店となっています。

カレー激戦区ですが、スリランカ料理のお店は少ないエリアなので、カレー好きとしてはうれしい選択肢が増えたことになりますね。

食べログマガジンで紹介したお店を動画で配信中!
https://www.instagram.com/tabelog/

※価格はすべて税込

文:カレーおじさん、食べログマガジン編集部

撮影:カレーおじさん