溢れる肉汁と凝縮されたうまみ。数々の名店を巡った町中華専門家がおすすめする、本当にうまい「焼売」が味わえるお店をご紹介します。老舗の伝統の味から、酒が進む個性派まで。一粒に職人の技が光る至高のラインアップ!

1. 中華料理 博雅(東京・浅草)

YamaNe79
「博雅のシュウマイ」650円   出典:YamaNe79さん

注文ごとに蒸し上げて湯気ごと運ばれるできたて主義。豚肉に玉ねぎをたっぷり合わせ練り込んだ餡で、甘みと肉のうまみが同時に立つ。皮は浅草開化楼特製の薄皮を「包む」より“巻く”ように成形し、2度蒸しでふっくら感を作るのが流儀。看板メニューとして多い日は100人前出るほどで、冷凍の持ち帰りも用意。

2. 栄龍(東京・入谷)

柴犬が好き
「海老入り焼売」700円   出典:柴犬が好きさん

こちらの焼売は、戦後まもなく創業という店の歴史を背負う名物枠。看板メニューは海老入り焼売で、サイズ感がしっかりあり、一口で海老の甘みと香ばしさが前に出るタイプ。肉だねは練りすぎず噛むほどにうまみが増し、和がらしを合わせると輪郭が締まって酒も進む。

3. すずき(東京・三河島)

gyozaQ
「シューマイ」550円   出典:gyozaQさん

名店「やじ満」で長年修業した店主が受け継ぐ、町中華シューマイの系譜。具は豚ひき肉×玉ねぎ中心のシンプルな構成で、蒸し上がりは大ぶりで食べ応え十分。添えられる千切りキャベツと一緒に、醤油ではなくとんかつソース+和がらしで食べるのが流儀で、甘みとコクが肉のうまみを押し上げる。

4. 長崎(東京・三軒茶屋)

1048n
「シューマイ」600円   出典:1048nさん

こちらの焼売は、まずサイズのインパクトが強烈。握りこぶし級の大ぶりが基本で、蒸気をまとった状態で出てくるできたて感が魅力。箸を入れると、むっちりした皮の中から豚肉と玉ねぎの餡が現れ、甘みと肉のうまみが前に出る。付け合わせのお新香と一緒に、からしを利かせて醤油は控えめにすると、重さよりも後味のキレが際立つ。

5. やじ満(東京・豊洲市場)

虎太郎がゆく
「手作りジャンボ焼売(半個)」360円   出典:虎太郎がゆくさん

名店の焼売は、手作りのジャンボサイズ。それでいて具は豚ひき肉+玉ねぎの潔い構成で、蒸し上がりはふわっとほどける口当たりと、玉ねぎ由来のほのかな甘さが立つ。千切りキャベツと和がらしが添えられ、店からは醤油よりソース推し。まずは何も付けず、次に辛子、最後にソースで“味変”すると輪郭がくっきりする。常連の合言葉「半個(2個)」も注文しやすい。