6. 大鳳飯店(東京・不動前)

「シュウマイ(4個)」500円 出典:la-luceさん

大衆中華では蒸籠がないことが多いが、こちらはきちんと蒸籠で蒸し上げるのが売り。注文すると厨房の大きな蒸籠から蒸したてが届き、湯気と一緒に立ち上る香りでまず飲める。蒸したての皮はもちっと弾み、ジャンボ級の身は粗挽き豚の食感が残る。長ねぎをたっぷり混ぜた餡はねぎの風味が利いた「つまみ向き」で、ビールやチューハイが自然に進む。

7. 酒と中華010(東京・新板橋)

「ラムシウマイ(左)・豚シウマイ(右)」 出典:とんかつを塩で食べようとする。さん

中華料理を食べながらお酒を楽しめる新進気鋭の酒中華。焼売は、豚とラムが主役。クミンの香りを立てたスパイス寄りで、一口目から風味が広がりお酒を呼ぶタイプ。種類の違うシウマイを1個ずつ盛り合わせることもできて、かゆいところにも手が届く。

8. 牡丹(神奈川・三崎)

もこもこグルメ
「シューマイ(5個)」750円   出典:もこもこグルメさん

三崎の老舗町中華では、赤ちゃんの拳を思わせる手作りジャンボサイズのシューマイが名物。具材は豚肉と長ねぎのみという潔さで、余計なつなぎに頼らず肉の密度で押すタイプ。地元のねぎと上質な豚肉をあえて使い続けるという店の姿勢もあって、蒸し上がりはふっくらジューシー、ねぎの甘い香りが後追いする。店頭の惣菜コーナーや持ち帰りでも支持が厚い。

9. 中華料理 成喜(神奈川・川崎)

axis green
「シューマイ(3個)」540円   出典:axis greenさん

川崎の人気店の焼売は、1粒の密度で勝負する。大ぶりの身に粗めの肉感が残り、噛むほどにうまみが広がる一方、口当たりはほどよくまとまっていて重くなりすぎない。おすすめは酢醤油に和がらしを溶かして、香りと後味をキュッと締める食べ方。シューマイを頼んだテーブルはどこもビールの減りが速い。

10. らーめん 来集軒 元町店(埼玉・加須)

あきら先輩1120
「しゅうまい(4個)」360円   出典:あきら先輩1120さん

各地にのれん分け店舗がある町中華の本店。皮から手作りで仕上げるスタイルで、蒸し上がりはしっとりやわらかく、玉ねぎの甘みがふわっと立つ家庭的な優しさが軸。店の推奨はソースをかける食べ方。2個入りのハーフもあり、ついでの一品としても重宝される。

教えてくれた人

曾 茂(そう しげる)
「肉汁水餃子 餃包 六本木交差点」を経営する株式会社アールキューブ代表。幼い頃から両親が町中華を営んでおり、これまで訪れた町中華は1,000店以上。日本テレビ『行列のできる相談所』に町中華専門家として出演。30万人超えのYouTubeチャンネル『Gyoza Quest 毎日餃子TV』で全国の飲食店を紹介。

食べログマガジンで紹介したお店を動画で配信中!
https://www.instagram.com/tabelog/

※価格はすべて税込です。 

文:曾 茂、食べログマガジン編集部