11. モツの名店でいただくゆでモツ刺し

喜美松

浅草でも、観光客で賑わう仲見世エリアとは対照的に、落ち着いた雰囲気の名店が集まる浅草寺の裏手、通称・裏観音エリア。こちらに店を構えて50年近くという、モツの名店が「喜美松」。夜の町にくっきりと浮き上がる赤提灯と、味わい深い独特な丸いフォルムの入り口が目印だ。

写真:GENIUS AT WORK

こちらに来たら絶対に食べたい、ゆでモツ刺し。お一人客向けに、刺しはすべて半人前に対応してくれるのもうれしい。さらに、お願いすれば1/4人前ずつで全種類の盛り合わせも作ってくれる。ということで、メニューには書いていない、1/4人前全部盛りを。

「ゆでモツ刺し」各1/4人前盛り合わせ 写真:GENIUS AT WORK

はつ・たま・たん・がつ2種・レバー・子袋・しろの豪華8点。タレは、醤油ににんにく・からしと、酢みその2種類。薄ピンク色の子袋はコリコリの食感だ。赤みがかった、たんやはつはあっさりした旨み、とろっとろのレバーは濃厚なおいしさ。どれも新鮮そのもの。

町の居酒屋という気軽な雰囲気ながら、専門店だけあって一つ一つの料理のクオリティが最高。豚のおいしさをしっかり堪能できる名店だ。

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12. うどんアーティストの手打ち讃岐うどん

浅草真九郎

2022年8月に浅草駅から徒歩12分ほどの場所、下町情緒あふれる奥浅草エリアにオープンした「浅草真九郎」は、うどんアーティスト・小野ウどん氏による手打ち讃岐うどんのお店。

出典:kennnyさん

同店で提供しているうどんは、水回しから盛り付けまでの全工程が手作業。中心部を太く、端にかけて薄く緩急をつける“両栄麺”という独自の製麺で食べ応えと食べ易さを両立している。

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13. 20年以上愛されているタイ料理店が移転オープン

クロープクルア

浅草で20年以上、老舗エスニック料理店として愛されていた「クロープクルア」が、2023年2月、都営地下鉄浅草線の浅草駅から徒歩3分ほどの江戸通り沿いに移転オープン。

「ムークロープ」950円 写真:お店から

同店のおすすめメニューは「ムークロープ」950円。皮付き豚バラ肉を揚げたものだが、低温でじっくり揚げるため、温度管理が難しい料理だそう。程よい塩味の豚バラ肉の旨みと、カリカリに揚がった皮の食感が楽しい一品だ。

ディナーの「シェフおまかせプラン」は、2,200〜3,300円ととてもリーズナブル! 好みのものを伝えれば、シェフがリクエストに応えてくれる。1時間1,650円~飲み放題も付けられるので、パーティーなどにも重宝しそう。

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14. 老舗洋食店のビーフシチュー

アリゾナキッチン

2022年11月に、1949年創業の浅草の老舗洋食店「アリゾナキッチン」が、つくばエクスプレス浅草駅から徒歩4分ほどの場所に移転オープン。「アリゾナキッチン」と言えば、戦後間もない浅草に、当時はまだ珍しかった洋食店として創業し、多くの著名人に愛された浅草屈指の老舗だ。

「ビーフシチューとめし(ダブル)」3,800円 写真:お店から

おすすめメニューの「ビーフシチューとめし(ダブル)」3,800円は、ご飯、味噌汁、香の物、一口コンビーフ、卵付き。大きな肉は箸でほぐれるほどの柔らかさで、口の中でとろけると評判だ。コンビーフは、まずはそのまま一口食べてみてほしい。温かいご飯に卵と一緒にのせて、コンビーフ丼にして食べても絶品。ハーフサイズの「ビーフシチューとめし(シングル)」2,500円もあり、こちらは牛肉が約80gとなっている。

日本の文化や情緒を感じられる浅草で、歴史に思いを馳せながら、老舗洋食店の味を味わってみては。

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15. プリンが人気の和カフェ

ペチカスケマサコーヒー

2022年9月に浅草駅から徒歩7分ほどの場所にある「トーセイホテル ココネ浅草」の1階にオープンした「ペチカスケマサコーヒー」は、同じく浅草にある人気和カフェ「スケマサコーヒー」の2号店。

出典:yume04さん

スイーツメニューは「スケマサコーヒー」でも人気の「プリン」600円。濃厚で硬めのプリンにちょっぴりビターなカラメルが、やみつきになるおいしさだ。

カフェラテ 出典:みるみんくさん

ドリンクメニューはラテアートが可愛い「カフェラテ(Hot/Cold)」600円や、「カプチーノ(Hot only)」600円、「フラットホワイト(Hot only)」600円、「カフェモカ(Hot/Cold)」700円の他、「抹茶ラテ(Hot/Cold)」600円、「チャイ(Hot/Cold)」600円、「ローズヒップ&ハイビスカス(Hot only)」600円など様々な種類がそろう。

浅草散策の後に、喧噪から離れた路地裏で、おいしいスイーツを味わいながらくつろぎのひと時を過ごせる。

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※価格は税込。

文:食べログマガジン編集部