〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

浅草真九郎(東京・浅草)

2022年8月に浅草駅から徒歩12分ほどの場所、下町情緒あふれる奥浅草エリアにオープンした「浅草真九郎」は、うどんアーティスト・小野ウどん氏による手打ち讃岐うどんのお店です。水曜・木曜と土曜(月1)はうどん店、月曜と火曜はうどん教室を行う、二毛作のお店です。

小野ウどん氏

小野氏は、共に「食べログ うどん EAST 百名店」に選出されている、新宿の「うどん 慎」と、人形町の「谷や」での修業を経て、神保町の「直白(ひたしろ)」の立ち上げに参加。2016年から出張専門うどん職人として全国各地にうどん巡業へ。
麺打ちから麺切りまで、独自のビートを生みながらリズミカルにうどんを打つパフォーマンスが話題となり、2017年からうどんパフォーマーとして活動を開始。「フジロックフェスティバル」のステージや、N.Y.のエンパイアステートビルなどで前代未聞のパフォーマンスを行い、話題を呼びました。


2019年より月謝制の手打ちうどん塾「浅草手打ち塾」を開講。2022年に同場所にて手打ち讃岐うどんのお店「浅草真九郎」をオープンさせました。現在では、うどんをあらゆるアプローチで打ち鳴らし、ロックに表現する手打師、うどんアーティスト、うどん職人としてテレビをはじめとする多数メディアにも出演しています。

同店で提供しているうどんは、水回しから盛り付けまでの全工程が手作業。中心部を太く、端にかけて薄く緩急をつける“両栄麺”という独自の製麺で食べ応えと食べ易さを両立しています。

かしわ天ざる

通年「冷」うどんに焦点を当てた小麦粉の配合、加水率や塩分濃度といった計算を行なっていて、「ざる」で食べるのがおすすめだそう。特におすすめしたいのが「かしわ天ざる」750円。刺身で食べられる最高鮮度の信玄どりのササミを使用したかしわ天は、しっとりとしていて、噛むごとに旨みが広がります。
そのほか「炙り焼肉釜玉」800円、「野菜天うどん」750円などがあります。

写真:お店から

店内の座席は12席。うどん教室で生徒が使用している麺切り包丁や麺棒のディスプレイのほか、店主のテーマである「UDON IS ROCK」のフラッグなど、他にない装飾も。オーダーしたうどんを待ちながら、眺めているだけで楽しめる空間です。

さらに同店を楽しむためのとっておきの情報を。毎回オープン時のみ仕上げの手打ちから手切りの製麺工程を音楽に合わせて行う“開店の儀”を行っています。讃岐の伝統技「すかし打ち」を用いた手打ちスタイルを見たい人は、ぜひオープン(11時30分)と同時に足を運んでみてください。

食べログレビュアーのコメント

haya_tora
出典:haya_toraさん

『うどんはこしはあるけど もちもち感が強くて
麺は角ばっていて 小麦の味がして めっちゃ旨い
きつねは 甘めで かしわ天も旨い すべてに
おいて美味しかったです ご馳走様でした。』(kuroランチ大好きさん)

kennny
出典:kennnyさん

『ぶっとい極太うどんがきれいにねじり盛りされたビジュアルは食欲をそそります。
極太うどんはツルツルモチモチ食感で食べ応えありました。
他の方も絶賛していますが、かしわ天がジューシーで絶品。
ある意味うどんのインパクトを超えたクオリティでした』(Massowさん)

※価格はすべて税込

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。
※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:斎藤亜希 写真:お店から