【噂の新店】akao

恵比寿駅から名店が立ち並ぶ恵比寿3丁目に向かう通り沿いに「見るからにおいしそう!楽しそう!」と思わせる店がオープンしました。朝&昼は9時から15時まで、準備時間を挟んで夜は18時から24時までの営業にいつでもどこにいても立ち寄りたくなる!

朝は9時から! の店が早くも人気炸裂!

通りからも雰囲気の良さがわかる

恵比寿駅から7〜8分ほど歩くと思わず立ち止まってしまうくらい一際良い雰囲気を漂わす店があります。2025年12月20日オープンしたばかりの「akao」。恵比寿で朝早くから営業している店が少なかったからと、朝はなんと9時から。そのままブランチとなり15時まで、少し休憩して夜は18時から24時までの営業と、思いたったら立ち寄れるのがうれしい。

内装もセンス抜群!

「良い雰囲気!」と思った直感は中へ入ると確信へと変わります。温かみのある照明は居心地の良さを約束してくれ、映える料理写真も撮れそう! 気の利いた接客は程よい活気を生み、カウンターにはおひとりさまや少人数で、テーブル席はデートやグループと、気づけば席が埋まっています。

写真左:若林佳太さん、右:飛田真吾さん

オープンキッチンでは2人のシェフが阿吽の呼吸で次々と料理を仕上げています。それもそのはず。カルボナーラが得意という飛田真吾さんとラザニアが得意という若林佳太さんは同じグループで毎日一緒に料理を作っていた調理師学校の同級生。卒業後は別の場所で腕を振るっていた2人が6年ぶりに集結し、当時と同じように力を合わせて厨房を盛り立てます。

パンラヴァー必訪! 「しげくに屋55ベーカリー」の幻のクロワッサンが食べられる!

パンの盛り合わせはモーニングとブランチで供されます

看板メニューはパン! レストランなのになぜ?と不思議に思い尋ねると、「akao」は一時休業してパンラヴァーを震撼させた高円寺にある「しげくに屋55ベーカリー」の系列店で、恵比寿「繁邦」の姉妹店でもあると聞いて納得。モーニングとブランチにはそのパンを使ったメニューが多く並びます。

「akaoトースト」(1,800円)

こちらが一番人気の「akaoトースト」です。小豆島産の生ハムは切り立てでフワッフワ。口にするとおや?何だか甘い。その正体は富山県産のハチミツでした。後から芳醇なバターが加わり、“あまじょっぱい”という無限ループに陥ります。

幻のクロワッサン

次に用意されたのはクロワッサン。これがまたパンラヴァーにはたまらないはず! なぜなら「しげくに屋55ベーカリー」がクロワッサンを作るのは10年振りだそうで、「akao」のオープン祝いに復活したのです。

「ハムとチーズのクロワッサンサンド」(1,300円)

噛んだ瞬間のパリッ、サクッという音と相反するように、口の中でしっとり、むっちりするクロワッサンに、トロットロのチーズと厚切りハムを挟み、黒胡椒をたっぷり利かせています。味と食感のコントラストに手が止まらない!

見たことも食べたこともないホットケーキに悶絶!

「ホットケーキ」(1,200円)

こちらが“食べずにはいられないホットケーキ”です。見た感じフワフワではなくちょっと硬めの生地にカットレモンが添えてあり、確かに誰もがイメージするものとは明らかに違います。

食感、味わい、何もかもが新しい!

頬張るとカリッと焼き上げた表面の後からムッチリとした生地が現れる。焼きたてのフィナンシェに似たテクスチャーに驚きを隠せません。全粒粉の自然な甘みは発酵バターとハチミツで深みが増し、味変にとオススメされたレモンを搾ると、生地の甘みをより深く感じながらも後味は爽やかに。ホットケーキにレモンをかけるなんて考えたことがなかっただけに、このおいしさは衝撃的!

「牡蠣とほうれん草のオムレツ」(3,400円)

オムレツは具材を卵で包んでいることが通常ですが、こちらのオムレツは具材が表面から顔を出すように卵に絡めています。まるでピッツァ!と思わせるビジュアルに心が躍ります。

プリップリの牡蠣

きのこのデュクセルと生クリームとチーズを混ぜて溶いた卵にローストした牡蠣とほうれん草から出たうまみ汁も加えたオムレツはフワッフワ。仕上げに回しかけた青唐辛子オイルのちょいピリ味がいいアクセントになっています。

アイデアを出し合ってメニューを作ります

どんな料理か一目瞭然ですが、出会ったことのない味と思えるのは「イタリア料理らしいシンプルな皿なので、誰からも“間違いない味”と言っていただけるように一つ一つ丁寧に作っています」と話すシェフ2人の舌感覚が優れているからこそ。2人が作るコッテリの後からの爽やかな味や、硬さとやわらかさが同居する食感といった、驚きとおいしさあふれる料理に魅了されるのです。

恵比寿の食が一層楽しくなる!

季節によって、時間によって、ここでの楽しみ方はさまざま。あえて21時以降の予約を取らないのは、“一期一会の奇跡”があるから。「若林の炭火焼きは絶品なのでぜひ!」と話す飛田さんのパスタも必食です。

食べログマガジンで紹介したお店を動画で配信中!
https://www.instagram.com/tabelog/

※価格は全て税込。

文:高橋綾子 撮影:溝口智彦