〈教えて! 祇園の宏美ママ〉

生粋の京都人に普段使いのお店を教えてもらいたい! そんな企画を叶えるべく、ナビゲーターをお願いしたのは、なんと祇園のお茶屋が母方の実家だったという宏美ママ。幼少期から京都のど真ん中で呼吸してきたホンモノの京都通に、とっておきのお店をおすすめしてもらいましょう。

「うどんすき」食べるなら?

「うどんすき」は、鍋にうどんを入れ、鶏肉や海老、ハマグリ、野菜などたくさんの具材と一緒に煮込んだ鍋料理のこと。大阪発祥ですが京都にも名店があります。

今回はとっておきの「うどんすき」を宏美ママに教えてもらいました。

権太呂 四条本店(京都河原町)

1軒目は錦市場近くにある「権太呂 四条本店」。おそばやうどんを単品で頼むこともできますが、こちらの真骨頂は「うどんすき」。

外観 写真:お店より
 

宏美ママ

明治43年創業。店名が付いた権太呂なべ=うどんすきは、厳選小麦と天塩で打ち上げた自家製麺に、黄金の一汁は、羅臼昆布とうるめ、めじか、さば3種の節で作ったはるそうどす。 具材は季節の山海の幸、野菜が盛りだくさん!

権太呂なべ 5,000円 写真:お店より
 

宏美ママ

本店は地上5階地下1階の数寄屋づくりで、大人数宴会でも伺ったり、オンラインショップ購入でおうちでも楽しんだりしています。

河道屋 養老(神宮丸太町)

2軒目は神宮丸太町の「河道屋 養老」。京都らしさ溢れる店構えでテンションが上がります。

Oldman
外観   出典:Oldmanさん
 

宏美ママ

こちらも明治43年創業。趣ある入口から、お手入れされた季節を感じるお庭を見ながら石畳を通って中へ。他府県のお客様や友人をお連れすることが多おすね、とても喜んでくれはります。

ごーゆー
養老鍋 4,200円   出典:ごーゆーさん
 

宏美ママ

利尻昆布と本節でとられるお出汁。生麸、湯葉、ひろうすなどはそれぞれ京都で人気の老舗によるもの! 九条ねぎ、菊菜など京野菜色々、締めの麺はおそばときしめん2種で大満足どす。

教えてくれた人

古川宏美(宏美ママ)

1969年京都生まれ。平安女学院高校、追手門学院大学卒業。会社員3年の後、母方の家業、祇園甲部のお茶屋を継ぐ(4代目の現在は紹介制のお座敷バー)。子供の頃から食いしん坊話が親族内にいくつもあり。お酒も大好き。店の周年に来てもらうほど、ポンキッキ時代からガチャピン偏愛。趣味は長唄三味線、華道、観劇(歌舞伎、古典芸能、歌劇、ミュージカル、新喜劇等々)。

食べログマガジンで紹介したお店を動画で配信中!
https://www.instagram.com/tabelog/

※価格は全て税込

文:古川宏美・食べログマガジン編集部