おやつはここで決まり!

「豆政 本店」の「七味道楽」

Akio I
出典:Akio Iさん
 

猫田さん

本店は丸太町にあり、約140年の歴史を誇る豆菓子店。デパ地下や土産物店にも卸していて、京都市内で買える場所は多いです。中でも私が20年以上愛しているのが「七味道楽」。落花生入りの豆菓子で、衣には七味&山椒のスパイスがたっぷりまぶされています。海老味がベースで風味もよく、カリッと食感もよく、ビールのつまみに最高です。どの店舗でも購入できますが、本店でおそらく作りたて?の商品を買うと、食感や風味がより際立っている気がします。

京の町かど 七味道楽(秋柄)50g 432円 写真:お店から
写真:お店から

夕ごはんはここで決まり!

「両川」の「大人の夜の親子丼

写真:お店から
 

猫田さん

居酒屋というより割烹のような、洗練されたインテリアの酒場です。店主の大野彰人さんが変態的なほど(笑)料理とお酒を熱心に追求されていて、何を食べても何を飲んでもおいしい。お母様の得意料理だった「鯖煮」が名物で、つぎ足しの自家製醤油ダレがじっっっくり染み込んでいて見た目真っ黒! でもしょっぱくない! お酒が猛烈に進みます。ランチでもいただけます。

一嬉の鯖煮 じっくり煮込んだ鯖と出汁の旨みが凝縮された自慢の逸品 ※数に限りがあります
一嬉の鯖煮 じっくり煮込んだ鯖と出汁の旨みが凝縮された自慢の逸品 ※数に限りがあります   写真:お店から
 

猫田さん

アラカルトも充実していますが、名物をあれこれ味わえるコース(6,600円〜)がおすすめ。「ハラミのあみやき」「季節のフリット」「寝かせた天然魚の焼き霜」など、大野さん厳選の日本酒やワインとぴったりな料理ばかりです。

ハラミのあみやき 写真:お店から
季節のフリット 写真:お店から
焼き霜(鮮魚の皮目を炙って) 写真:お店から
 

猫田さん

〆にはプラス1,000円で「大人の夜の親子丼」が選べ、これがまた絶品。ふわふわの卵にひたひたの出汁、上にはオレンジ色の卵黄がポヨンと。ほぼ鶏ぞうすいってぐらいにとろとろで、鶏肉もしっとり柔らか。飲める親子丼選手権があったら上位入賞間違いなしです。京都に来る知人に「おいしいお酒と肴が食べられる店ない?」と聞かれたら、迷わず両川さんをプッシュします。

大人の夜の親子丼 1,000円 写真:お店から

※11月は1〜13日までお休み、14日から通常営業です。

お土産はここで決まり!

「阿闍梨餅本舗 京菓子司 満月 本店」の「阿闍梨餅」

るま、
出典:るま、さん
 

猫田さん

京都に行ったら必ずお土産に買うのがコレ。誰もが喜びます。一見普通のおまんじゅうに見えるのですが、明らかに皮のモチモチ感と餡の上品さが他とは一線を画します。その秘密は、皮にはもち粉と卵、水飴を配合しており「ほぼ餅!」というほどの粘度を出していること。餡は丹波大納言小豆の粒餡で、表現が変ですが「フレッシュ」でみずみずしい味わい。素材の品質と管理に徹底的にこだわっているんだなあと感じさせます。私はあんこ系は苦手なのですが、阿闍梨餅だけは自分でも買って食べてしまいます。日持ちがせず、購入日から日が経つにつれ硬くなってしまうので、買ったら(もしくは貰ったら)即座に食べましょう。

ゆきりん
阿闍梨餅 141円(1個)   出典:ゆきりんさん
ちゃこぴこ
出典:ちゃこぴこさん

※価格は税込です。
※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しています。最新の情報はお店にご確認ください。

文:猫田しげる、食べログマガジン編集部