今年の春、マンダリン オリエンタル 東京が開催した「プジョル(Pujol)」のポップアップレストランを皮切りに、メキシコ料理が空前の大ブームとなっているのはご存じ? まだ知らない人もそうでない人も、今年食べログマガジンで紹介した今知っておくべきタコスと進化系メキシカンの最旬トピックスをお届け。

アートなタコスにであえる、気鋭のメキシカン

KIYAS

斬新な発想で新しいメキシコ料理を提案するモダンメキシカンダイニング「KIYAS」がこの夏恵比寿にオープン。恵比寿のイタリアン「ikra」やバル「i-TABLE」などで腕を磨いてきた木屋太一さんがオーナーシェフを務める気鋭の新店だ。


フォアグラのタコス*ディナーコース6,500円(税別)より
写真はビーツのタコス。フォアグラはシンプルに塩胡椒でソテーし、素材の旨みを最大限に引き出している。手作りのブルーベリーソースと黒い炭塩を添えた、絵心溢れる一品。

 

メニューはお任せのみで前菜からデザートまで8品。ここの自慢は一枚一枚生地から作り上げるオリジナルタコスでビーツやホウレンソウ、小松菜など、野菜をたっぷり練り込み、カラフルかつ滋味豊かな味わいに。お客の目の前で生地を丸め、プレスし、焼き上げ、できたてを提供する。

 

そのほか、タコスと並ぶシグネチャーメニューの「モーレ」や料理とペアリングするビオワインなど気になるメニューがたくさん! 友人やパートナーとの記念日におしゃれなモダンメキシカンを楽しんでみては?

 

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〈噂の新店〉ガストロノミックなプレゼンテーションで味わう、進化系メキシカン

撮影/石渡朋

グルテンフリーの新感覚タコス専門店がオープン!

タコ ファナティコ

10月19日に中目黒駅からほど近い場所にオープンしたばかりのタコス専門店「タコ ファナティコ」が早くも話題に!


カラフルな色で見た目も楽しいタコス

 

こちらは「モンスーンカフェ」などを展開するグローバルダイニングが手がけるタコス専門店。

イエローコーンマサをベースに、アメリカで話題のスーパー穀物をつなぎに使用し独自のタコレシピを開発。生地は、トウモロコシの風味はそのままに、味わい深くさっくりと軽い食感が特徴。また食物繊維、鉄分、マグネシウム豊富でグルテンフリーのため、小麦アレルギーの人も安心して食べられるのもおすすめポイント。中目黒に訪れた際には気軽に立ち寄りたい。

 

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いつでも焼きたてでヘルシー!新感覚のタコス専門店

 

朝から晩まで楽しめる“TOKYOタコス”

101TOKYO

モダンメキシカンにバングラディッシュカレー、国産のクラフトビールなど多国籍な料理も楽しめるお店「101TOKYO」がこの夏恵比寿でリニューアルオープン。


手前/豚肉の柔らか煮タコス450円(税込)。クラフトビールで柔らかく煮込んでコクを高めた豚肉に、フレッシュサルサのメヒカーナをトッピング。

左/カツオのタタキ・キムチ・クレームエペス・ごぼうのタコス500円(税込)。一晩漬けたカツオのタタキに、キムチを隠し味に忍ばせた。ごぼうチップスのパリパリとした食感が楽しい。

右/煮蛸・ブラックオリーブ・きゅうり・山椒のタコス450円(税込)。煮きり醤油で味わい深く仕上げた煮蛸に、アイオリソースと山椒をアクセントにプラス。

 

「フードコンセプトは“TOKYO料理” 。自由な発想でボーダレスな楽しみを表現できたら」と語るのは、フードメニューの監修を手がけるシェフの松浦寛大さん。

 

看板メニューはブルーコーンのとうもろこし粉・ブルーマサを100%使用した“TOKYOタコス” 。その他、日本の生産者や産地にフォーカスし、多摩や国立など近郊で取れた野菜を使用した多彩なメニュー、国産を中心としたクラフトビールやビーガン対応メニューも!

朝8:00から26:00(*曜日によって異なる)まで営業しているのも魅力的。朝食、ランチ、夕食、飲み会の2軒目……と利用の仕方はさまざま。

 

これからの忘年会シーズンにもおすすめの、東京の“今”を表現したモダンメキシカンのお店へぜひ訪れてみて。

 

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TOKYOらしさを加えて進化する、“モダンメキシカン”って知ってる!?

撮影:森山祐子

運気が上がるメキシコ料理!大人数で盛り上がりたいならここへ

ラス ドス カラス-モダンメキシカーノ イ タコス-

元銀座のホステス&開運アドバイザーの藤島佑雪が運気を上げるレストランやカフェ、食堂など食のパワースポットを紹介する人気連載で取り上げたのは、原宿にあるモダンメキシカン「ラス ドス カラス-モダンメキシカーノ イ タコス-」。


出典:rOnomnomさん

 

「石臼でトマトや生唐辛子なんかをゴリゴリ混ぜてくれるんですが、これが屋台っぽいうえに、最高においしい! フレッシュ感ハンパなし! 言うなれば、できたて柚子胡椒メキシコ版みたいな感じで、そのままナメればお酒のつまみ、あとはナチョスをはじめ、どんなお料理にも寄り添う調味料としても活躍してくれるんです」と藤島さんが一押しするのは目の前で作るサルサソース「モルカヘーテ・サルサ・フレスカ」。

 

小皿料理が300円、500円という価格設定も大人数で集まるにはもってこいのお店。これからのパーティシーズン、ラテンなノリでワイワイ楽しく盛り上がれるお店に行きたければ是非こちらへ!

 

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元銀座ホステスが紹介:お肉のファヒータで厄除け!メキシカンで浴びるお祭りの氣