“TOKYOタコス”にクラフトビールで乾杯!自由な発想で作るジャンルレスな一軒
モダンメキシカンにバングラディッシュカレー、国産のクラフトビール……。多国籍な料理と幅広い使い勝手がうれしい、恵比寿のダイナーでボーダレスな楽しみを!
ボーダレスな“TOKYO料理”を提案
今年8月27日、恵比寿にリニューアルオープンした話題のダイナー「101TOKYO」。「フードコンセプトは“TOKYO料理” 。自由な発想でボーダレスな楽しみを表現できたら」と語るのは、フードメニューの監修を手がけるシェフの松浦寛大さん。タコスにビーガン、クラフトビールまで、東京の今をあらわすキーワードを集約し、多彩な楽しみを提案しています。
松浦寛大シェフ。中目黒のミートレストラン「Meat & Bakery TAVERN」などを経て、フードクリエイターとして活躍。
看板メニューはブルーコーンのとうもろこし粉・ブルーマサを100%使用した“TOKYOタコス” 。メキシコ伝統の生地に和のテイストを加えることで、親しみやすい味わいに。タコスは常時8種類用意。いずれも美しい見た目で、小ぶりのサイズなのでビールのお供にぴったり。
手前/豚肉の柔らか煮タコス450円(税込)。クラフトビールで柔らかく煮込んでコクを高めた豚肉に、フレッシュサルサのメヒカーナをトッピング。
左/カツオのタタキ・キムチ・クレームエペス・ごぼうのタコス500円(税込)。一晩漬けたカツオのタタキに、キムチを隠し味に忍ばせた。ごぼうチップスのパリパリとした食感が楽しい。
右/煮蛸・ブラックオリーブ・きゅうり・山椒のタコス450円(税込)。煮きり醤油で味わい深く仕上げた煮蛸に、アイオリソースと山椒をアクセントにプラス。
国産を中心に12タップのクラフトビールを用意。210㎖ 500円(税込)〜
東京ローカルな素材で作る多彩な「TOKYO料理」
幅広い使い勝手と多彩なメニューも魅力のひとつ。日本の生産者や産地にフォーカスし、素材には多摩や国立など近郊で取れた野菜を使用。そこに自由な発想を加えることで、唯一無二の“TOKYO料理”を生み出しています。
ファラフェルとTOKYO野菜のサラダボウル1,100円(税込)
ビーガン対応メニュー。旬の野菜が15〜16種入り、ボリューミーかつ栄養満点。素揚げやマリネと、素材ごとにひと手間かけて提供します。
しらすカレー 1,100円(税込)
バングラデシュ人スタッフが日本人好みの味を研究し、40種以上のスパイスやハーブを駆使して完成したバングラデシュカレー。しらすたっぷりのカレーに、マンゴーのピクルス、にんじんのサラダ、豆のサラダ、きゅうりを添えて。
朝食にはローカル野菜を使用したサラダボウル、ランチにはバングラディッシュカレーやグルテンフリースイーツなど、朝から夜まで“TOKYO料理”を味わえます。タコスとクラフトビールで軽く一杯、ビーガンサラダで栄養チャージ、スパイシーなカレーを深夜の〆に……。多国籍な料理でもてなし、さまざまなシーンを懐深く受け止めてくれる、話題のダイナーです。
取材・文:小野寺悦子
撮影:森山祐子