〈食通が占う、2024流行る店〉

話題のシェフが手がける新店が続々とオープンしたり、有名レストランが名を連ねる「麻布台ヒルズ」が待望の開業を迎えたりと、飲食業界の活発な動きを体感することができた2023年。2024年も、たくさんの食体験との出合いが叶いますように!

そんな願いを込め、グルメ情報を熟知した有識者にアンケートを実施。2024年注目の「ブレイクしそうな店」「2,000円以下のお手軽グルメ」をうかがいました。

今回は、ライターとして広く活躍している大石智子さんにお答えいただきます。

教えてくれる人

大石智子

出版社勤務後、フリーランス・ライターとなる。男性誌を中心にホテル、飲食、インタビュー記事を執筆。ホテル&レストランリサーチのため、毎月海外に渡航。バー巡りも欠かさない。スペインに行く頻度が高く、南米も好き。拠点は東京だが地元である静岡にも毎月滞在し、主に中部エリアを食べ歩く。柴犬愛好家。Instagram(@tomoko.oishi)

2024年のブレイク予想

Q. 2024年に〈ブレイクしそうな飲食店〉はどこですか?

A. 「Notice」です

撮影:松川真介

シェフの今津 亮さんは東京農業大学を卒業後に農業開発の企業に勤務していた野菜のスペシャリスト。いまも自ら野菜を作り、レストランの横には畑が広がっています。私の家も農家で自作の野菜を食べて育っているのですが、こちらの野菜とその調理の繊細さには驚きました。かなり突き詰めています。

撮影:松川真介

さらに「サスエ前田魚店」の魚と「サカエヤ」のお肉に野菜を合わせるから、相乗効果が凄い。尻丸海老と大根、エボダイと春菊&白菜など、食べて開眼する組み合わせが続きます。噛むほどに味が出る鯖も衝撃ですよ。キャベツが主役のパスタも生地との一体感があって美味しかった!そういうお店なのでパンもチーズも自家製。畑を眺めながら飲むシャンパンも最高です!

Q. 2024年に〈ブレイクしそうな2,000円以内のグルメ〉は何ですか?

A. 「SHUKA」の「種のジェラート」です

kurochan73167
ジェラート「Single(1種)」600円、「Double(2種)」700円、「Triple(3種)」800円   出典:kurochan73167さん

京都の甘納豆屋さんの4代目が開発した、乳製品を一切使っていないジェラートが私的大ヒット。特に斗六豆、ピスタチオ、カシューナッツが好きですが、カカオ、丹波黒豆、瑞穂大納言小豆も捨てがたく、定番6種をローテーションで毎日食べたい(笑)。それぞれ味わいをダイレクトに感じられて、すっと引く上品さもあり新感覚。ちなみに4代目は京都大学大学院で脂肪の研究をしていたそうで、その知識をベースにイタリアのジェラート店で配合を学んだとのこと。きっと黄金バランスに行きついたのだと思います。

※価格はすべて税込です。
※アンケート内容と「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額を掲載しています。最新の情報はお店にご確認ください。

文:大石智子、食べログマガジン編集部