〈食通が占う、2023流行る店〉

新型コロナウイルスによる混乱は続くものの、少しずつ日常を取り戻してきた2022年。2023年は、思い切り外食を楽しめる一年になりますように!

そんな思いを込め、グルメ情報を熟知した有識者に、2023年注目の「ブレイクしそうな店」「2,000円以下のお手軽グルメ」をうかがいました。

グルメジャーナリストの東龍さんがおすすめするお店とは?

教えてくれる人

東龍

1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方、飲食店の課題まで、独自の切り口で分かりやすい記事を執筆。料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。

Q. 2023年にブレイクしそうな飲食店は、ずばりどこですか?

A. 「malca」です

キャビア , 冷製カッペリーニ
キャビア , 冷製カッペリーニ   写真:お店から

2022年10月27日にオープンしたばかりのイタリアンで、代官山の「TACUBO」でスーシェフを務めた北野司さんがシェフを務めます。

黒毛和牛 , 炭火焼
黒毛和牛 , 炭火焼   写真:お店から

ランチはコース、ディナーはコースまたはアラカルトというシステム。香味が豊かな魚介類の冷前菜、バラエティに富んだパスタ、がっつり楽しめる肉料理と、魅力がたくさんあります。イタリアを中心としてワインのラインアップも豊富。予約困難店になりそうな印象です。

アンダー2,000円のお手軽グルメ

Q. 2023年にブレイクしそうな、2,000円以内のグルメを教えてください

A. 「SMOKE DOOR(HOTEL THE KNOT YOKOHAMA)」の「24時間炙ったカリフラワー」1,628円です

24時間炙ったカリフラワー
24時間炙ったカリフラワー   写真:お店から

素材のポテンシャルを引き出した薪火レストランで、熾火調理による数々の新しい食味を体験できます。「24時間炙ったカリフラワー」は、カリフラワーのみずみずしさとコリッとしたテクスチャを楽しめ、薪の香りも素晴らしいです。世界的に薪や火を使った料理が注目されている中で、日本でも本格的な薪火料理を食べられるのはうれしいところ。今年はさらにブレイクすると思います。

※価格は税込です。

※アンケート内容と「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額を掲載しています。最新の情報はお店にご確認ください。

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

文:東龍、食べログマガジン編集部