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食通たちが選ぶ、2023年にブレイクしそうな飲食店とは? 食べロググルメ著名人の浜田岳文さんが注目する、とっておきのお店を教えていただきました。
〈食通が占う、2023流行る店〉
新型コロナウイルスによる混乱は続くものの、少しずつ日常を取り戻してきた2022年。2023年は、思い切り外食を楽しめる一年になりますように!
そんな思いを込め、グルメ情報を熟知した有識者に、2023年注目の「ブレイクしそうな店」「2,000円以下のお手軽グルメ」をうかがいました。
今回は、食べロググルメ著名人の浜田岳文さんがおすすめするお店を教えていただきます。
教えてくれる人

浜田岳文
1974年兵庫県生まれ。米国イェール大学在学中、学生寮のまずい食事から逃れるため、ニューヨークを中心に食べ歩きを開始。卒業後、本格的に美食を追求するためフランス・パリに留学。外資系投資銀行・投資ファンドに約10年間勤務後、独立。エンタテインメントや食の領域で数社のアドバイザーを務めつつ、フードテック関連スタートアップへの出資も行っている。今までに世界約125カ国・地域を踏破し、「OAD Top Restaurants」レビュアーランキングにて4年連続世界第1位にランクイン。地方のレストランに光を当てる「The Japan Times Destination Restaurants」の創設に携わり、選考委員を務めている。
2023年のブレイク予想
Q. 2023年に〈ブレイクしそうな飲食店〉はどこですか?
A. 「海老亭別館」です

富山でミシュラン二つ星の評価を得ていた割烹を閉めて赤坂「松川」で再修業したご主人が、地元に帰ってオープンした新店。

富山の食材に「松川」の洗練を掛け合わせた料理は、今まで地方になかった様式ではないかと思う。日本料理の肝となるお椀の吸い地が素晴らしく、今後の進化が楽しみ。 間違いなく予約が取れない店になるので、気になる方はお早めに。
Q. 2023年に〈ブレイクしそうな2,000円以内の料理〉は何ですか?
A. 「ヴィーガンスイーツ」です
訪日外国人旅行者が戻ってきている中で、ヴィーガンやベジタリアン、プラントベースのトレンドが加速するのではないかと思っている。 中でも、動物性食材を使わないヴィーガンスイーツについては、普段肉や魚や乳製品を摂取している人が食べてもおいしいと思えるものが増えてきており、2023年にブレイクしそうだと思う。
※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しています。最新の情報はお店にご確認ください。
※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。
※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。
文:浜田岳文、食べログマガジン編集部