【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレーとスパイス#203】「神楽坂タイレストラン」

さまざまなジャンルの名店が数多く存在するグルメ垂涎のエリア・神楽坂に、ここのところエスニック系のお店が少しずつ増えてきているように感じているのですが、今回ご紹介する「神楽坂タイレストラン」は、名前の通り神楽坂の路地に入ってすぐの場所に2024年12月16日にオープンしたタイ料理店です。

2024年12月16日にオープンした「神楽坂タイレストラン」

1階がカウンター席、2階はテーブル席と、1人でも2人でもグループでもさまざまなニーズに対応した空間。神楽坂らしく上品でおしゃれな雰囲気なので、デートにも使えそうです。

注目メニュー「自分で作る!ソムタムタイ」

夜はさまざまなタイ料理があるのですが、面白いと思ったのは「自分で作る!ソムタムタイ」800円。ソムタムとは青パパイヤを使用した辛口のサラダ。具材や調味料をクロックソムタム(すり鉢)を使って自分で仕上げるという体験型メニューです。

「ソムタムタイ」

作るのが面倒だという方や作ってもらうのが好きだという方には、できあがった状態の「ソムタムタイ」900円もあります。

酸味と辛みによる爽やかな刺激。サラダではありますがお酒のおつまみとしても機能するメニューと言えるでしょう。

「タレーパッポンカリー」

「タレーパッポンカリー」1,000円はシーフードの卵カレー炒め。イカや海老が具材となっていて、卵のふんわりした食感とタイカレーらしいテイストが融合した一品。こちらのタレーパッポンカリーは上品な仕上がりで、一皿食べても重くないのが特徴。卵によってまろやかになっているので辛いものが苦手な方にもおすすめ。

「ハーフガパオライス」

一人で色々と食べたい方には「ハーフガパオライス」600円も。言わずと知れたガパオのハーフサイズです。しっかりとガパオ(タイ料理を代表するハーブ)を使用した本格派で、マニアも納得の仕上がり。

「グリーンカレー」

ランチタイムはご飯や麺をメインにミニサラダやデザートもつくお得なセットになっています。「グリーンカレー」1,200円は現地を思わせるしっかりとした辛さであり、鶏肉と茄子がたっぷりと入って食べ応えがあります。これぞゲーンキョウワンという王道の味で、満足度が高い仕上がりでした。

タイカレーマニアも納得のしっかり辛いグリーンカレー

グループで行って体験型メニューを楽しむも良し、1人で色々なメニューを少しずつ楽しむも良し、2人でお酒と共にタイ料理をつまみながら語らうも良し。料理も初心者向けからマニア向けのものまで幅広くあります。

2階のテーブル席

ワインバーが多い神楽坂ですが、こちらのお店のような選択肢が増えているのはカレー好きとしては大変喜ばしいこと。普段タイ料理をなかなか食べない方にとっても、魅力的なタイ料理の世界への素敵な扉となり得るお店ですよ。

※価格はすべて税込

食べログマガジンで紹介したお店を動画で配信中!https://www.instagram.com/tabelog/

撮影:カレーおじさん

文:カレーおじさん、食べログマガジン編集部