“アゴそぼろ”入りの担々麺もう魚介担々麺もうまっ!
「中華そば」と人気を二分する「魚介担々麺」(720円)も、これまた個性的で美味。スープのメインは同じく五島産焼きアゴなので、爽やかな辛さの中で魚の風味が立っています。そして具材に取り入れた「アゴそぼろ」。これ、すばらしい発明品ですね。ダシを取った焼きアゴを丁寧に手でほぐしてフードプロセッサーにかけたもので、スープをよりコク深くしてくれるほか、食感もいいんです。担々麺は、食べている後半にスープに沈んだ肉味噌をすくうのも楽しみですが、この担々麺は、アゴそぼろも加わり、いや〜うまい。スープでひたひたになったそぼろを白飯にオンすると……サイコー! 福岡の名製麺所「製麺屋 慶史」とタッグを組み、研究を重ねて開発した中太縮れ麺も、コシが強く、程よいワシワシ感がいいですね。
アゴ酢&“六味すぱいす”で味の変化を楽しむ
アゴ酢を投入すると、より“さっぱり”になるというのは言わずもがなですが、オリジナルの「六味すぱいす」を加えてみるのもおすすめします。十数種の素材を使っている、ということ以外スパイスの内容は企業秘密ですが、これが中華そば、担々麺ともめちゃくちゃ合います。激辛のスパイスではありません。程よい辛さで、とにかく複雑な旨味になるんですよね。少しずつ加えながら、味の変化を楽しんでください。
店前のラーメン自販機にも要注目
昨今、福岡でも少しずつ増えていますが、「六味亭」の駐車場には、持ち帰り用の“ラーメン自販機”が置かれています。同店の看板メニュー「中華そば」「担々麺」が共に、冷凍スープ&冷凍麺で24時間購入可能。家庭の鍋にも使いたい“アゴダシ”も、冷凍スープで買うことができます。
今回は、「博多あご出汁中華そば 六味」を紹介しました。福岡のラーメンといえばもちろん豚骨ですが、「六味亭」の中華そばと担々麺も絶対に体感してほしい、ここだけの味わいです。福岡空港からも近いので、来福された方もランチの選択肢に加えてください。