5. ラーメンの王様 本店(西葛西)

「冷やし中華」1,070円 出典:ありけまさん

冷やし中華にのっているフルーツには、独自の思想を持っている人も多いはず。こちらでは大きなメロンがトッピングされているのが特徴です。フルーティーなアクセントが新鮮で、冷やし中華のタレとも不思議とマッチします。トッピングにチャーシューとハムが両方のっているのもうれしいポイント。早朝6時から営業しており、夜勤明けの労働者にも優しい店として親しまれています。

6. 昇龍(上野)

ボン55
「冷やし中華」990円   出典:ボン55さん

毎年6月ごろから冷やし中華の販売がスタートします。酢醤油とゴマのハイブリッドな自家製ダレが特徴で、さっぱりとした味わいが楽しめます。冷やし中華のトッピングに春雨を使用し、涼しさを演出しています。風味豊かなタレと涼感あふれる具材の組み合わせが絶妙な一品です。名物のジャンボ餃子と一緒に食べたい一皿。

7. 鶏舎(池尻大橋)

虎太郎がゆく
「冷やし葱そば」1,100円   出典:虎太郎がゆくさん

ファンの間では「鶏舎の冷やし葱そばを食べないと夏を越せない」と言われるほどの名物メニュー。一般的な冷やし中華とは違い、油そばのように香り豊かな香味油と和えて食べるのが特徴。どっさりのった葱のみじん切りの、ピリッとした辛みが後引くアクセントになります。シンプルで完成度の高い一品に病みつきになること間違いなし。

※価格は税込です。

教えてくれた人

曾 茂(そう しげる)
「肉汁水餃子 餃包 六本木交差点」を経営する株式会社アールキューブ代表。幼い頃から両親が町中華を営んでおり、これまで訪れた町中華は1,000店以上。日本テレビ『行列のできる相談所』に町中華専門家として出演。25万人超えのYouTubeチャンネル『Gyoza Quest 毎日餃子TV』で全国の飲食店を紹介。

文:曾 茂、食べログマガジン編集部