今年も記録的な暑さが続く東京の夏。こんなときに食べたい夏の風物詩といえば「冷やし中華」です。町中華専門家である曾茂さんに、とっておきの冷やし中華を教えていただきました!

1. 揚子江菜館(神保町)

YamaNe79
「元祖冷やし中華:五色涼拌麺」1,580円   出典:YamaNe79さん

元祖冷やし中華として知られる「揚子江菜館」は、冷やし中華発祥の店とされています(諸説あり)。上品で繊細な盛り付けが特徴で、トッピングは日本の四季と富士山を表現しています。甘めのタレとストレートの細麺が魅力で、きゅうり、チャーシュー、錦糸卵、糸寒天、さやえんどう、海老、椎茸など、多彩な具材が彩ります。

2. 中華料理 新三陽(田端)

「棒棒鶏冷やし中華」1,500円 撮影:食べログマガジン編集部

こちらでは4種類の冷やし中華が楽しめます。特におすすめは「棒棒鶏冷やし中華」。酸味の利いたタレが特徴で、トマト、カイワレ、クラゲ、蒸し鶏などのシンプルな具材が彩ります。中華のちぢれ麺にタレがよく絡み、バンバンジーのタレがアクセントとして絶妙な味わいを引き立てます。夏バテ気味の客を癒やす名店として親しまれています。

3. 中華料理 とき(武蔵小山)

Suekkss
「えび冷やし中華」 1,200円   出典:Suekkssさん

名物の冷やし中華は4種類。醤油だれとゴマだれの2種類のタレから選べます。特におすすめはえび冷やし中華。天ぷらにした海老が8尾も入っており、豪快なビジュアルが食欲をそそります。カラシと一緒に食べるとさらにおいしさが引き立ちます。タレの風味と具材のハーモニーが絶妙で、食べ応えのある一品です。

4. 中華屋 櫂ちゃん(新高円寺)

「冷やし中華」990円 撮影:食べログマガジン編集部 

こちらは木耳肉定食が人気の町中華で、夏限定で冷やし中華を提供しています。生姜の利いたタレが特徴で、チャーシュー、わかめ、もやし、錦糸卵、紅生姜などの具材がバランスよく盛り付けられています。いかつい店主が営むチンピラ中華として知られ、個性的な雰囲気が魅力です。多くのファンに愛される、味とキャラクターが際立つ一軒です。