〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載！

焼鳥さむしん（東京・大手町）

2023年3月、大手町駅直結の「丸の内永楽ビルディング」にオープンした「焼鳥さむしん」は、築地にある鶏肉の名店「宮川食鳥鶏卵」、通称「宮川商店」の新鮮な鶏肉を使った焼鳥や、自然派ワインなどを楽しめる焼鳥店です。隣で営業している人気の居酒屋「食堂サムシン」の北村店主が、焼鳥屋をやりたくなった為に開業したそうです。手掛けるのは「食堂サムシン」同様、築地の有名中華料理店「東京チャイニーズ一凛」などを経営する「株式会社Whaves」。丸の内という地で気軽に上質な時間を過ごせる大人の焼鳥屋を展開します。

スッキリとした黒地の暖簾が印象的で開放的なお店は、「食堂サムシン」よりも落ち着いた色調に仕上げたそう。明るく清潔感のある店内には、一人でふらりと立ち寄りやすいコの字形のカウンターの他、ハイテーブルの席や、最大10名まで利用できるテーブル席など、用途によって使い分けられる客席が全37席あります。

おすすめのメニューは、一串ごとに、一番おいしいタイミングで提供する「さむしんおまかせ５本串」1,400円。鮮度抜群の鶏肉4種と旬の野菜1種を、一つ一つ丁寧に串打ちし、備長炭でじっくりジューシーに焼き上げています。他にも「築地宮川商店さんのハツとレバ刺し」780円や、「名物さむしんのレバパテ」600円、「あったか揚げ出し豆腐」640円など、お酒のすすみそうなメニューが揃っています。

締めには「土鍋で炊く真鯛の美味しいお茶漬け」1,580円がおすすめ。飲んだ後の胃袋にじんわり真鯛の旨味が染み渡ります。ワサビや梅干しで、味を変えながら楽しんでみてください。デザートには「自分でつくる炭火の白玉だんご」780円もあります。

料理に合うドリンクは、日本酒や自然派ワインも揃い、「縁起もののハイボール」600円や「台湾ウーロンハイ」600円などこだわりのチューハイや、焼鳥専用のビール「謹製生ビール」650円がラインアップ。「エスプレッソマティーニ」など、同店ならではのカクテルも用意しています。また、「やきとり缶」という謎のドリンクがおすすめだそうで、こちらも気になりますね。

ランチタイムは、焼鳥屋らしい「炭火焼鳥丼」1,300円、「親子丼」1,100円の他、「親子パスタ」1,250円というカルボナーラ、同店特製の鶏白湯ラーメン「親子　鶏らーめん」1,100円があり、どのメニューも好きな小鉢を2種類選べます。

気の利いたアテや炊き立てのご飯が楽しめる軽やかな焼鳥屋、これから人気になりそうな新店です。

食べログレビュアーのコメント

『■親子丼　1,100円
・築地宮川商店親子丼
・鶏スープ
・選べる小鉢２皿（よだれ冷奴＆たらこ）
　オーダーから6～7分で着盆でしたので、仕事中のランチで
　来店される方々には嬉しいスピーディーな提供 (^_-)-☆
　親子丼の火入れはややオーバーヒート気味ながら、
　アツアツ状態での提供ですし、小鉢が2種類選べるのも
　評価出来るランチであります（●＾o＾●）』（ゆっきょしさん）

『〈炭火焼鳥丼〉に狙いを絞る。小鉢を選べるのはお隣と同じ方式だが、選べるものの種類が多少異なる。
混み合っていたが、注文からすぐに出て来る。
炭で焼いた香ばしさもちゃんとありつつ、焼き鳥の味を決めるタレの味が、尖りすぎず甘すぎずでいい塩梅。ご飯の上に乗せられることをちゃんと想定した味付けになっているのがいい。
卵黄や、ネギ、脇を固める小鉢や、鶏ダシのスープまで、お隣と同じく安定感がすばらしい』（Avignon_mats1984さん）

※価格はすべて税込