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食通が見いだした今月の新店
新型コロナウイルスの流行により苦戦を強いられていた飲食店は、少しずつ元の活気を取り戻し始めています。私たちも我慢の連続から少し解放され、おいしいものを食べて明日への活力に、そして、飲食店をより盛り上げて行きたいですね。
そこで、グルメ情報に精通している方々に、最近訪れた新店に関するアンケートを実施。特に注目している「今月の新店」について教えていただきました。
今回は、様々なフードメディアで活躍する編集者・ライターの中森りほさんが推薦する、下北沢にオープンしたコース専門の韓国料理店「韓国料理 KOREAN DINING HAN-CHEF 下北沢店」を紹介します。
教えてくれる人
中森りほ
飲食Webメディアの編集を経て2017年よりフリーライター。「食楽web」「Foodist Media」「Hanako.tokyo」などで毎月各地を訪れ、ホテルや飲食店を中心に取材、撮影、執筆。フードアナリストの資格も持つ。
今月のベストワン
Q. 直近で行った新店の中で、特におすすめしたいお店を教えてください
A. 下北沢「韓国料理 KOREAN DINING HAN-CHEF 下北沢店」(コリアン ダイニング ハンシェフ)です
韓国料理でありながら、少量多種の料理を一品ずつコースで味わうスタイル。料理は韓国出身で韓国料理をメインに中国料理などの経験を持つ羅鍾錫(Na Jongseok)シェフと、長年創作居酒屋で腕を振るってきた伊藤毅シェフ二人がタッグを組み作り上げています。コースは8,800円、7,150円、5,500円の3種類あり、8,800円のコースでは10種類もの韓国料理がモダンなプレゼンテーションで提供されます。
Q. 「韓国料理 KOREAN DINING HAN-CHEF 下北沢店」でおすすめしたいメニューを教えてください
A. 「シェフ特選ポッサム&生キムチ」「オリジナルビビンバ」です
コースで登場する「シェフ特選ポッサム&生キムチ」では、エゴマの葉とサンチュで包む蒸し豚のポッサムのおいしさもさることながら、秋冬限定で登場する生牡蠣を使ったキムチにも注目したいところ。
定番のビビンバは、6種類の具材をミルフィーユのように積み上げ、味噌を隠し味にした自家製のビビンバソースと、緑色のエゴマとクルミのソースを添えて、見た目も美しく、混ぜても混ぜなくてもおいしく仕上げています。
※価格はすべて税込