〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
魚正 山本淳(岡山・大雲寺前)
2022年1月に大雲寺前駅から徒歩3分ほどの場所に開店した「魚正 山本淳」は、2019年に惜しまれつつも閉店した「魚正」を、次男の山本 淳氏が3代目として引き継ぎ、再オープンした寿司店です。
山本 淳氏は、1946年創業の「魚正」の次男として生まれ、高校卒業後から店の手伝いをしていくうちに、寿司職人としての自覚を持ち、2006年に独立し「鮨 山もと」をオープンしました。伝統を守りつつ実直に握る山本氏の腕前は評判になりミシュランで星を獲得、予約困難な人気店になりました。しかし2021年にその幕を閉じ、かつて西の横綱と呼ばれた「魚正」で、一子相伝の確かな技による質の高い寿司を提供しています。
お昼は12時一斉スタートの8,500円のコースのみ。夜は18時一斉スタートでおまかせのみです。岡山ならではの旬の食材を使い、丁寧に仕事をされた様々な逸品は、食通のゲスト達の舌を喜ばせているようです。
料亭のようなエントランスを抜け、店内は白木のカウンター9席。訪問したゲストが次の予約をしてから帰るというほど、既に予約が取りにくい人気店になっています。
食べログレビュアーのコメント
『どれもとても美味しく頂きましたが、やはり私は、中トロ、大トロが、口に入れるととろけるぐらい美味しいですね。アテで特に美味しかったのは、あん肝かな、柔らかくてのうこうで好みの味わいです。
二代目おかあさんの旬を表現した握りとは違いますが、どれも繊細でひと手間掛けたネタは美味しいですね。山本淳流の三代目魚正さんが始まりました。これからも美味しいお寿司を頂きに伺いたいと思います。』(ひまわりと白猫さん)
『鯛は本当に素晴らしく、全国屈指の美味しさだと思っていますし、魚正伝承の焼き穴子の握りは誰もが感動するはず。
タコ、青鰻など、岡山の近海で取れるネタの美味しさはやはり特筆すべきポイントです。
春には岡山ならではのベイカも出てきますし、木の芽や柚子などの使い方も巧み。
日本酒も素晴らしく、おまかせでお願いするのですが料理に合わせて考えられた銘柄が供されます。
この日は日本酒を6合いただき、握りは真鯛と鰆と青鰻を、巻物はカッパ巻きを追加して、22,000円。
もう何も食べられないし飲めないところまでやり尽くしてこの値段。
かなり食べて飲んでこの値段ですので、ふつうに飲み食いしたら20,000円弱くらいでしょうか。
岡山でお寿司を食べるなら、もう私は魚正山本淳だけで良いです。』(captainmookさん)