夜は鉄板焼で一杯、〆にお好み焼きで居酒屋使いも

ショブリ770円。ビールに合うのでとりあえずの一品に

しょぶり肉そのもののおいしさをダイレクトに味わいたいなら、鉄板焼もおすすめ。「しょぶり肉は味が濃いから余計な味付けは必要なし。食べ応えあるし、最高ですよ!」と橋本さん。そんな言葉を耳に、期待に胸を膨らませながら一口。噛むと口いっぱいに広がる肉汁と脂の甘味、ハラミのようなプリプリとした食感がありつつも赤身特有のしっかりとした食感もある。確かにこれは、シンプルに塩・胡椒で焼いただけでも十分だ。

ズラリと並ぶ鉄板メニューには、しょぶり肉以外にも気になる一品がいっぱい

鉄板焼もお好み焼きと並ぶ名物。定番のホルモンをはじめ、広島の昔ながらの焼肉店でよく提供されているガツ(豚の胃)、鳥皮といった焼鳥店時代の名残りを感じる一品まで、幅広く並ぶ。一度では食べ切れないので、これは通って制覇するしかない。

「これからも改良を重ねておいしいお好み焼きを提供したい」と橋本さん

「実はね、裏メニューにしょぶり肉の卵とじがあるんですよ。初めて訪れる人でも、声をかけてくれればお出ししますよ」と橋本さん。こちらは、常連の「卵とじにして食べてみたい」との声から生まれた一品なのだとか。しょぶり肉にハマるのはもちろんのこと、橋本さんの親しみやすい性格と軽快なトークも相まって、あなたの「また訪れたい店リスト」にもきっと加わるはずだ。

※価格はすべて税込です。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

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撮影:福角智江
文:佐藤明日香