米・ボストンの大人気ラーメン店がついに凱旋
大阪で「鶴麺」「らぁ麺クリフ」を大人気店にしたのち、アメリカへ移住。ボストンで「Tsurumen Davis」を1時間待ちの行列店にした大西益央さんが、とうとう東京に凱旋! ただし営業はボストンと同じく1日2時間(※)、1,000日限定。閉店日が刻々と迫る「Tsurumen Tokyo(ツルメン トウキョウ)」の味に注目しました。
※緊急事態宣言の期間延長により、2021年3月7日までは営業時間を土曜は12:00〜15:00/17:30〜20:00、日曜は12:00〜15:00/17:30~20:00に変更中。詳細は店舗の公式Instagram(@tsurumen_tokyo)をご確認ください
なぜ1日2時間・1,000日限定営業なのか?
「鶴麺」「らぁ麺クリフ」を大阪屈指の人気店にしてから、2018年に「Tsurumen Davis」を立ち上げた大西益央さん。
松茸を使った独特な味わいに加え、1日2時間のみ、200日ごとにメニューを一新、1000日限定というユニークな営業スタイルで、時にはマイナス10℃以下になるというボストンの極寒の冬ですら1時間待ちの大行列を作っているそうです。その噂を聞きつけたTBS系「情熱大陸」が取材。放送してからは、「いつ日本で食べられるのか」と懇願した人がどれほどいたことか。
そして2020年8月30日、待望の店となるツルメン トウキョウが東京・亀戸天神の側にオープンし、連日ラーメン通を唸らせています。
営業スタイルはボストンの店とまったく同じ。終わりを決めたら人間は“今”を大切にし、より本気になるという信条とともに、営業を2時間にギュッと凝縮することで元気に働ける環境を作り、無駄な時間をなくして価値ある時間に変えようという発想によるもの。
ラーメン業界、いや、飲食店の定説を覆す営業スタイルも斬新ですが、実はラーメンそのものも他とは一線を画しています。