長野県の観光地としてにぎわう善光寺門前に、およそ100年前に建てられた老舗足袋屋をリノベーションしたレストラン「HAKKO MONZEN  ~Craft Food Parlor~」が9月20日にオープンした。

 

発酵食や信州食材を使用したメニューが魅力のレストランとして、日本人だけでなく多くの外国人観光客をひきつけている。

1号店の「HAKKO」は、2016年に山ノ内町・湯田中温泉にてオープン。信州の発酵食品を使ったメニューや日本各地のクラフトビールなどの提供により、外国人観光客を誘致し地域活性に貢献してきた。

 

今回オープンした2号店の「HAKKO MONZEN」では、若手農家の旬の野菜や果物を使った創作料理、善光寺門前の老舗発酵食品メーカーとのコラボによって、さらに信州を盛り上げようとしている。

「HAKKOファームサラダ」980円

季節替わりの「HAKKOファームサラダ」は、産地直送の地場野菜を中心に旬の幸を存分に楽しめる逸品だ。それぞれの素材を活かすため、生・焼き・茹でなどバリエーション豊かな調理法を採用。ごぼうと味噌をブレンドしたオリジナルの調味料と合わせて食べる。

「しいたけのグリル 生ハムと醤油豆のせ」660円

長野の郷土食である「醤油豆」を使用した「しいたけのグリル 生ハムと醤油豆のせ」は、1号店の「HAKKO」でも大人気のメニューで、国内外から評判を集めている。

「信州米豚の酒粕漬けグリル」1,000円

「信州米豚の酒粕漬けグリル」は、信州産の玄米を飼料として育てたブランド豚を、酒粕で漬けてからじっくり焼き上げた肉料理だ。酒粕の香りと豚の甘みとのバランスが絶妙な逸品。

 

この秋は大正時代のムードが漂うレストランで、発酵食と信州食材の創作料理を堪能してみてはいかが?

 

※価格はすべて税抜

 

 

文:増山順子(grooo)