これがカラシソバの作り方!

元木さんにカラシソバを作ってもらった。

鍋にエビ、鶏肉、きくらげ、タケノコ、青ネギ、レタスを入れて炒める
鶏と利尻昆布を使ったスープを入れて煮込む
片栗粉でとろみをつける
細めのストレート麺を使用
麺を茹でる
丼に、穀物酢で練った辛子(写真は「高校」の分量)と醤油を入れて混ぜる
茹でた麺を加え、辛子とよく和える
あんをかけて完成

これが門上さんおすすめカラシソバ

カラシソバ(1,000円)

具沢山のあんをまとった麺を箸で持ち上げると、ふわんと辛子の香りが漂う。麺をほおばれば、想像以上の辛子のつんとした辛さが伝わってくる。麺に絡んだスープはしっかりとした味わいで、互いを引き立て合っている。「辛い!」と思いつつも「もう一口!」とつい食べてしまう、くせになる味わいだ。

 

門上さん

麺は一般的な中華麺ですが、辛子との相性良し。あんかけで、そのとろみもいいし、最後に酢を入れると味の変化を楽しめます。

身体が動く限り、作り続ける

店の土台のスープは滋賀県瀬田から取り寄せる新鮮な鶏と利尻昆布で毎日とる。なかなかの重労働だ。「もう正直、しんどいと思うときもあるけど、やめてしまったら、あかんと思う。だから、身体が動く限り、店は続けていきますよ!」と元木さんは話してくれた。

厨房でリズミカルに動き続ける元木さん

※価格は税込。

撮影:福森公博
取材・文:木佐貫久代