〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
鮨 森学(京都市役所前)
2024年6月2日「鮨 森学(もりがく)」が京都市役所近くにオープンしました。
店があるのは、京都市役所前駅から鴨川に向かって歩き、木屋町通を一本入った、京都らしい風情のある建物が並ぶエリア。駅から徒歩3分程というアクセスの良さで京都市外から訪れるのにも便利です。
京町家の古民家横の細い路地を歩いていくと、店の入り口が現れ、隠れ家を訪れているような気分になります。
大将の井上真和さんは懐石料理や寿司、天ぷらなどの日本料理一筋、30年以上のキャリアを持つベテラン料理人。「ホテルオークラ京都」で腕を振るい、「からすま京都ホテル」の「和食 入舟」で料理長を務め、その後も錦市場の完全予約制の高級寿司店「錦 鮨しん 本店」などで活躍。満を持して、念願だった自身の店「鮨 森学」をオープンさせました。
店内は照明を落とし、黒を基調とした和モダンな内装で、まるでバーのような大人が落ち着ける空間です。席はカウンター席のみ8席。スポットライトを浴びたカウンターとその向こうの厨房がまるで舞台のようで、これから始まる美食の饗宴に心躍ります。
メニューはランチもディナーも完全予約制のおまかせのコースのみ。ディナーは寿司12貫、一品料理5品からなる17,000円のコース、ランチは寿司13貫と藁焼き一品の11,000円のコースと、寿司7貫と藁焼き一品のお得な6,000円のコースが用意されています。
こだわりは京都らしさ。ネタには京都・舞鶴から直送の魚介類をメインにその時期一番おいしい魚がそろいます。シャリには京都産の米を使い、5年熟成させた但馬の赤酢と白酢を合わせたすし酢で赤酢のシャリに仕立てます。
人気は1週間熟成させた「熟成マグロ」。口の中でうまみいっぱいのマグロがとろけるおいしさです。他のネタも旬のものがそろい、それぞれのおいしさを引き出し、食感と温度も絶妙に計算した熟練の技が光ります。
一品料理の名物は、カウンター前にある焼き台で焼くカツオの藁焼き。串刺しにしたカツオを藁で焼くパフォーマンスは思わず歓声があがること間違いなしの楽しさです。
日本料理の経験も長い井上さん。旬の京野菜を使った一品料理も四季折々の豊かな味わいがしみじみ感じられるものばかり。料理はもちろん、ホスピタリティもすばらしいと、訪れたゲストからの反響も聞こえています。洗練された空間で熟練の職人技と味を堪能できる、まさに大人の隠れ家。
古都の風情あふれる「鮨 森学」で、京都ならではの味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか。
食べログレビュアーのコメント
『⚫︎宮城県の戻りカツオ
カツオを串刺しにすると…店内の照明が落とされます。
厨房の奥にあるかまどから炎が上がります。
敷き詰められた藁(わら)に炎が灯り、店内にいる全員でその炎を静かに見つめます。
出された藁焼きの鰹はやわらかーーーーい!
噛んでるのがわからなるくらい!
あかちゃんのお肌よりやわらかい!
ゆったりと海を泳ぐ大海原がみえる
【赤身】は綺麗な色!
細工が活きてキラキラ
漬けにもったいない!
これで十分トロだ。
優しい辛子がまた合う。
マグロ本来の味が味わえます』(moe.grumenさん)
『路地を抜けた隠れ家のシックでかっこいい店内で素敵なお鮨をいただきました!
熟成マグロ3種(漬け、中トロ、大トロ)が最高に美味しかったです!
藁焼きパフォーマンスもかっこよく、大将のこだわりがつまった内容でとっても楽しませてもらいました!』(kyotofoodieMさん)
※価格はすべて税込。