欧米人フーディーがひっきりなしに訪れるのは食べログ3.01の寿司屋!

玄関にはFICUPALAのランタン

西麻布交差点から数十メートル歩いた新しいビルの4Fにオープンした「鮨 こうりん」。扉を開けると喧騒の中にあるとは思えないほど穏やかで温かな空気感が漂う空間が広がります。

「ブルガストーン」は数千万年前の珊瑚礁や海洋生物の残骸などの堆積によって形成されたプレミアムな石材

店に入ると目に飛び込んでくるのは国内最高峰と言われる天然木曽檜の一枚板カウンター。イタリアの特定地方のみで産出される「ブルガストーン」と左官職人が仕上げた壁に、下り天井や建具には金沢の伝統組子細工をあしらい、椅子は「カッシーナ」と、シンプルな造りながらとてもラグジュアリー。

半個室のテーブルも樹齢数百年の一枚板

半個室も設け、グループやビジネスシーンにも対応。空いていればウエイティングバーに変わることもあるそう。組子細工で仕切った空間は閉塞感がなく落ち着きがあります。

生まれた時から寿司は身近にあったと言う香林さん

親方の香林正智さんは大学卒業後、23歳で寿司の世界に入りました。江東区で寿司屋を営んでいた父親のすすめで外苑前「海味」で修業。故長野充靖さんの薫陶を受けた後、西麻布「寿司勇」で13年間勤めあげ40歳を機に独立、自身の名を冠した「鮨 こうりん」をオープンしました。