〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
アジパイKYOTO(京都・二条)
2023年4月、二条駅から徒歩4分ほどの場所に、七条で人気を博していたスパイスカレーの名店「アジパイKYOTO」が移転オープンしました。オーナーは大阪出身で、大阪市で長年営業していたインドカレー店「レストラン ナビン」(※現在は閉店)で修業したのをきっかけにスパイスに興味を持ち、2008年鳥取にて「アジパイ」を創業。鳥取のスパイスカレー店として生まれた「アジパイ」は、カレー消費量日本一と言われる鳥取県で今も愛されています。そして2016年に京都に進出し、七条に「アジパイKYOTO」をオープンしました。
新店舗は「からあげ酒場さく」(※今後オープン予定)の昼の時間帯を間借りしての営業になるため「からあげ酒場さく」のオーナーと一緒に物件を探し、この場所に決めました。二条駅周辺のエリアは面白いお店が多く、これからどんどん盛り上がっていきそうな魅力を感じたそうです。良いところが見つかり次第、本移転先を決める予定だとか。
京町屋をリノベーションした店舗は、元の雰囲気をできるだけ残しつつ、吹き抜けの開放感がある造りに仕上げています。昼はカレー屋、夜は居酒屋となるので、どちらの店にも馴染むようシンプルで落ち着いた空間です。細い路地の奥という立地も隠れ家のようで素敵。客席は全10席で、一人でも利用しやすいカウンター席や、光が差し込む居心地の良い2名用のテーブル席などが用意されています。
看板メニューは「3種カレープレート」1,200円。スパイス感強め、辛さ強めのパンチのあるキーマカレーと、マイルドでもしっかりスパイスを感じるココナッツカレー(またはチキンカレー)と、その両方をまとめてくれるダルカレーの3種のカレーに4種以上の副菜をのせて、バランスの良いワンプレートに仕上げられています。3種それぞれの複雑な味わいに、スプーンが止まらなくなりますよ。カレーとベストマッチなターメリックライスは+70円で大盛に、-50円で小盛に変更可能。トッピングには、パリパリ食感が楽しいインドの豆せんべい「パパド」80円と、カレーとの相性抜群の炙った「チーズ」200円があります。カレーの単品は1,000円です。
ドリンクは「チャイ」460円がおすすめ。注文を受けてから作り、しっかり煮出した茶葉の旨みをミルクに馴染ませて仕上げられてます。濃厚なミルクと、茶葉本来の風味がカレーの後にぴったり。是非甘くして飲んでみてください。
店舗は二条城にも近く、観光にもおすすめのエリアです。夏の暑さを吹き飛ばす、スパイスの利いたカレーを食べに訪れてみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント
『今回いただいたのは「3種カレープレート」(1,200円)、訪れた時はポークキーマカレー、ダルの2種のカレーにもう1種類をココナッツカレーかチキンカレーが選ぶ事ができ、今回はココナッツカレーを選びました。
大きな白いお皿にターメリックライス、3種類のカレー、コールスロー、にんじんのスパイス炒め、針生姜、ピクルス、玉ねぎのアチャールなどが盛り付けられています。
「ココナッツ」はオイル感が強めで濃厚なクリーミーさがあり、スパイシーな辛さがあり大きなあっさりとした胸肉のチキンが使われています。
「ダル」は豆が煮潰されておりあっさりとした味で辛さも控えめになっています。
「ポークキーマ」はスパイスの香りと強くミンチ肉がたっぷりと使われておりとても濃厚コク深く仄かに酸味も感じられました。
それぞれのカレーに個性があり香辛料も心地よく香り味の変化を楽しみながら美味しくいただく事が出来ました』(よっちゃんのパパさん)
『3種カレープレート 1200円
朝飯からあまり時間が経っていなかったから普通盛。トイレがDIY感満載で好感が持てる。店内は町家改造で良い感じ。
到着したが「ご飯少ない」という感じだったけどあとで満足することになる。
まずチキンカレーから食べたがややスパイシーな普通のカレー。「あっ、そうですか」
という感じ。そして次の豆のカレーが秀逸だった。甘さがありながら優しく癒してくれる味でカレー感も充分あり少ないのが残念なくらい。疲れたり風邪引いた時も食べたい。いままで豆なんてという先入観満載だったけどこれは美味しい。3つ目はポークキーマはしっかりコクがあって違ったスパイスを使っていて深みがある。これも違った味で凄く美味しい。ピクルスや野菜もアクセントが効いてて楽しい。あっという間に完食。
これはまた行きたい』(九段坂公園さん)
※価格はすべて税込。