〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
Sognando(東京・蔵前)
2022年11月に蔵前駅から徒歩2分ほどの場所にオープンした「Sognando(ソニャンド)」は、隅田川とスカイツリーの夜景を見ながら洗練されたイタリア郷土料理を楽しめるレストランです。
隅田川が近くに流れていて、おしゃれなカフェや雑貨店が点在し「東京のブルックリン」とも呼ばれる蔵前エリア。隅田川沿いには、おいしい飲食店も多く、グルメな人達が集まる場所でもあります。
そんな蔵前エリアに新たに誕生した同店は、都会的な雰囲気と木の温かみを併せ持ち、ゆっくりと食事を楽しむ大人のための空間になっています。開放的な窓からは夜景を一望でき、デッキに出ることも可能。店内には景色を眺めながら食事を楽しめるテーブル席の他、ライブ感のあるカウンター席もあります。
オーナーシェフの藤井健太郎氏は、ピエモンテの「All’Enoteca」、アルト・アディジェの「Schöneck」、ヴェネトの「AnticaOsteriadaCera」など、イタリア各地のミシュラン星付きレストランで7年ほど経験を積んだ後、帰国。麻布十番の「イル・マニフィコ」などで6年、「ホテル椿山荘東京」で3年半勤務後に独立し同店を開業しました。
イタリア各地で肉料理や魚料理、手打ちパスタを学んだシェフが旬の国産食材を使った季節を感じるイタリアの伝統的な郷土料理を提供します。シェフのオリジナリティが溢れる一皿は、どれも見た目にも美しく、素材の旨みや香りを巧みに引き出した旬のおいしさが詰まっています。
現在提供しているコースは1種類のみで、同店の魅力を堪能できる「季節の食材を味わうコース~Menu Degustazione Stagione~」8,800円です。
コースの他、アラカルトメニューも多彩で、中でもおすすめなのが「タヤリン ラグー ディ サルシッチャ」2,000円。タヤリンとは、ピエモンテ州の方言でタリオリーニのこと。ほぼ卵黄のみで練った真っ黄色の贅沢な手打ち細麺で、歯ごたえのある食感と、ツルッとした喉越しが楽しめます。
ロゼ色が美しい「国産仔牛のヴィテッロトンナート クラシックなソース」2,400円は、ピエモンテ州の郷土料理で、柔らかな仔牛モモ肉のスライスとマイルドながらコクのあるツナソースの相性は抜群。食べておきたい一品です。
ソムリエが厳選したワインは、北イタリアのワインを中心に、同店の料理に合わせてセレクトしています。料理に合わせたおすすめや、好みに合わせたワインを提案してもらえるのもいいですね。
イタリアの伝統的な郷土料理をベースに、経験に裏付けられた確かな技術と、洗練された感性が織りなす一皿は、素材の旨みや香りが溢れ出す、旬を大切にした料理ばかり。
目で味わい、鼻で味わい、舌で味わう。味わうたびに季節の移ろいを感じる、シェフ渾身の料理を夜景とともに堪能できる新店。大切な人との食事やデートにも重宝しそうですね。
食べログレビュアーのコメント
『蔵前駅を降りて徒歩5分ほどの川沿いにありました。
建物がライトアップされて雰囲気があり、期待感この時点でMAXでいざ入店!!!
落ち着いた雰囲気の店内からは、シェフとソムリエの方が暖かくお出迎え。
カウンターもあるようでしたが、店内からはスカイツリーが見えるなど景観最高のテーブル席へ。
お料理はシェフお任せコースをいただきました。
どのお皿も魅力的&素材の味がしっかりと感じられ、優しい味わいで、終始感動
きっとX’masはもちろん、隅田川の花火大会なんかも混むんだろうなぁ
たくさんの方に足を運んでいただいて、認知していただきたいお店でした』(tmumnbablさん)
『前日予約の時に食べログのメニューを見ながらシェフと話して、アニョロッティダルプリンを食べてみたかったのでパスタを選べるショートコース(4,800円)にして、ショートコースだとメインがないのでメインの鹿(3,800円)をアラカルトから追加して2人でシェアというめんどくさいオーダーにも応えてくれた。
妻はスルジーヴァのガス入り(700円)
私は白のグラスでホフスタッター デ ヴィテ(1,000円)
パンのセットは青海苔のリゾットのスライス 揚げたフジッリ 自家製フォカッチャ
・生ハム5種盛り合わせ
ハモンセラーノ22ヶ月 グアンチャーレ サラミ3種 美味しい
・おまかせ前菜2皿
サーモンのコンフィ サワークリームとヨーグルトのソース 季節の野菜
ポーチドエッグ ポルチーニ どちらも美味しい
私は赤のグラスでフランチェスコ リナルディ エ フィーリ バルベーラ ダルバ (1,200円)
・パスタ
アニョロッティ ダル プリン(コンソメ) シェフがコンソメの方がオススメと言うので。小さな水餃子のような料理。コンソメは甘め 丁寧な仕事
コースに追加 岐阜の子鹿のロース肉、ブルーベリーソース(3,800円)をシェア 子鹿が子牛のようにクセがなく軽い味わい
・ドルチェ
マチェドニア レモンのメレンゲ
美味しい。レモンのメレンゲのアクセントもいい
・コーヒー
イタリアンローストではなく飲みやすい 私でもブラックで飲めるコーヒーだった
・小菓子
トータルで13,700円とやけに安いと思ったら追加したメインがチャージされていなかった。それでも十分安い。』(TOMITさん)
※価格はすべて税込