〈食通が占う、2026流行る店〉

大阪・関西万博の開催などにより、活気に満ちた2025年。さまざまな国の文化や料理に触れる機会にもなったのではないでしょうか。一方で、物価高騰のニュースが目立った1年にもなりました。2026年も続くであろう物価高に負けず、飲食業界が盛り上がりますように!

そんな願いも込め、グルメ情報を熟知した有識者にアンケートを実施。2026年注目の「ブレイクしそうな店」「3,000円以下のお手軽グルメ」をうかがいました。

今回は、大阪在住のフードライター・船井香緒里さんにお答えいただきます。

教えてくれる人

食通たちが、2023年に惚れ込んだ名店や極上の一皿をご紹介。フードライターはなともさんをうならせたスイーツとは?

船井香緒里
福井県小浜市出身、大阪在住。塗箸製造メーカー2代目の父と、老舗鯖専門店が実家の母を両親に持つ、酒と酒場をこよなく愛するヘベレケ・ライター。「あまから手帖」「dancyu」「BRUTUS」などでの食にまつわる執筆をはじめ、「dancyu.jp」で連載「大阪呑める食堂」を担当。食の取り寄せサイトや、飲食店舗などのキュレーションもおこなう。「Kaorin@フードライターのヘベレケ日記」で日々の食ネタ発信中。

2026年のブレイク予想

Q. 2026年に〈ブレイクしそうな飲食店〉はどこですか?

A. 「suscrea」です

「おまかせコース」22,000円より 写真:お店から

千葉・木更津のサステナブルファーム&パーク「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」が都市部に食の新たな拠点を誕生させました。suscrea(サスクリエ)とは、持続可能(sustainable)と創造的(creative)を掛け合わせた造語です。クルックフィールズの理念を受け継ぎ、イタリア郷土料理をベースに日本の食材や技法を取り入れた革新的なイタリアンレストラン。食の未来を見据えた味づくりは注目度が高いです。

食材や技法は日本のものを使用 写真:お店から

アンダー3,000円のお手軽グルメ

Q. 2026年に〈ブレイクしそうな3,000円以内のグルメ〉は何ですか?

A. 「若狭小浜お魚センター」の「若狭おばま醤油干し」500円前後〜です

小浜港近く。早朝から賑わいを見せる「若狭小浜お魚センター」 写真:「若狭おばま観光協会」から

2026年は、地方ならではの食や文化、旅先での体験価値が、さらに注目を集める年になりそうです。全国に干物は数あれど、「若狭おばま醤油干し」は私の地元・福井県小浜市ならではの食文化。小鯛や鯖、ノドグロ、アナゴなどの鮮魚を醤油だれに漬けて干し上げ、焼けば表面は香ばしく、身はふっくら。地元ではおなじみでも、この土地でしか出合えない味です。

「穴子しょう油漬け」1尾1,800円 写真:「若狭おばま観光協会」から

小浜港の旬魚が集まる「若狭小浜お魚センター」には、店ごとに個性の異なる醤油干しが並びます。中でも圧巻なのが、1m超えもあるアナゴの醤油干し。迫力ある姿は映えも抜群! 持ち帰って焼けば、酒もご飯も止まらない一品です。もちろん、居酒屋や食堂など、小浜市内の飲食店でも味わうことができますよ。

食べログマガジンで紹介したお店を動画で配信中!
https://www.instagram.com/tabelog/

※価格は税込です。
※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しています。最新の情報はお店にご確認ください。

文:船井香緒里、食べログマガジン編集部