広島の歴史と地元愛を感じる老舗の味

瀬戸内海に面した広島は「日本国の縮図」とも呼ばれるほど、海や山の幸に恵まれている。そんな豊かな自然に囲まれたこの街には、長年に渡り地元広島にお店を構え、この街と共に成長してきた老舗が多く存在する。もちろん、食べログランキングトップ5のお店も、広島への愛が溢れた名店ばかりだ。

広島市の食べログランキングトップ5

1位:たこつぼ(割烹・小料理)

出典:辣油は飲み物さん

胡町電停から徒歩1分。堀川町にたたずむ老舗の割烹料理「たこつぼ」。柔らかな光に照らされたカウンターでゆったりとした大人の時間を過ごすことができる。 出典:辣油は飲み物さん

少量ずつ12種類の刺身が堪能できる「大将のおまかせ盛り」は必食。1927年の開店以来、深い信頼関係を築いてきた仲買人から毎日鮮度のよい魚介類を仕入れている。

出典:辣油は飲み物さん

広島といえばこれ。「牡蠣の焼き物」は、酢、醤油、胡麻油をベースとし葱をのせたタレが、濃厚な牡蠣と絶妙にマッチ。

出典:辣油は飲み物さん

静岡産のうなぎやアナゴを使用し、60年以上に及ぶ秘伝のタレでいただく「ひつむし」はこのお店の名物。「たこつぼでないと味わえない料理」を求めて多くの美食家が全国から集結する。

2位:季節料理 なかしま(会席・懐石料理)

出典:Asapu-puさん

季節を感じる素材の味を大切にしたお料理を愉しめる、静けさの中に佇む料亭「季節料理 なかしま」。広島で生まれ育ったご主人の中島さんが2006年に独立して開いた、地元への愛情と情熱が感じられるお店だ。出典:Asapu-puさん

広島県産地だこを使った炊き合わせは、豆乳を使いもっちり仕上げた一品。ご主人と同じ目線でお料理を共有できる、ライブ感のあるカウンター席が魅力的。
出典:Asapu-puさん

香り高い「松茸土瓶蒸し」は、鶏肉とエビが入った豪華な一品。優しい出汁の味に身体も心もあったまる。

出典:Asapu-puさん

脂がのった「対馬産ののど黒」など海や山の自然の恵みを厳選し、その日一番の旬の物を出すため、折々で変わっていく献立。四季のなかしまの味を是非お楽しみあれ。

3位:とみ助(割烹・小料理)

出典:呑助さん

広島の繁華街、流川のど真ん中にあり連日多くの客で賑わう「とみ助」。「小鰯と生ダコのお造り」など、カウンターにずらりと並ぶ鮮魚を2代目のご主人と相談しながら食べ方を選べるのが楽しい。

出典:呑助さん

注文が入ってからさばく「おこぜの刺身」は、熟練度の高いご主人が包丁を入れることにより身にストレスが生じず、おこぜ特有のねっとりとふんわりの両方の食感を味わえる。

出典:呑助さん

ふっくら焼きあがった「太刀魚の塩焼き」など、旬の魚をシンプルに味わえる焼き魚は必食だ。

出典:呑助さん

香ばしい香りが食欲をそそる、広島名物「アナゴの丼」は、シメにぴったりの一杯。広島の鮮魚をふんだんに使った「ここでしか味わえない逸品」の数々を是非お試しあれ。

4位:日本料理  喜多丘(懐石・会席料理)

出典:お店から
広島にお店を構えて40年以上の老舗「日本料理  喜多丘」。広島県呉市で300年以上の歴史ある網元旅館に生まれ育ったご主人の北岡さんが営む、故郷広島への思い入れが詰まったお店だ。

出典:お店から

「瀬戸内にはとにかく旨い食材がたくさんある。全国の人々に瀬戸内食材の良さを知ってほしい」と力強く語る北岡さん。

出典:お店から

季節感溢れる旬の素材を贅沢に用いた「八寸」は、広島を五感で味わうことができる芸術作品とも言えよう。

出典:たかなしさん

最後のご飯は、土鍋で丁寧に炊き上げられた白米をシンプルに。温かみのある空間で地元の食材を味わう、まさに至福のひと時がそこには待っている。

5位:にかいのおねぎや 笹木(割烹・小料理)

出典:み〜ゃんさん

1998年、広島・流川町に創業した「男の手料理 にかいのおねぎや笹木」を発端に、現在も多くの美食家が集う「にかいのおねぎや笹木」。

出典:まろすけまんさん

名物の「お造り盛り合わせ」は、小さなお皿にのった新鮮な地魚が美しく盛られている。

出典:まろすけまんさん

「特別なことはいたしません。当たり前のことを当たり前にやり、ただ一振りの愛情を振りそそぐだけです」という、ご主人の佐々木さん。

出典:まろすけまんさん

地元広島で食べるアナゴは格別。おいしいもの、美しいこと、素敵な場所に人は集まる。一品一品、丁寧に愛情を込めて作られた優しい料理の数々を温かいおもてなしとともに味わえる名店だ。

※2017年8月28日(月)時点でのランキングになります