活用したくなる格安の本格ビストロと居心地が抜群のピッツェリアが誕生!

フレンチ好きも納得の格安ビストロ

まずワインの値段で驚いたのが3月21日、高田馬場にオープンしたビストロ「Ambre(アンブル)」です。グラスシャンパンが990円で白赤ともに880円から。ラックから選べるボトルも5,000円台が中心で、しかも余ったら持ち帰れます。食後酒だけで1ページのメニューがあるのも驚きでした。

西麻布などで20年以上の調理経験を持つというシェフの料理はカスレ、野菜のエチュベ、アッシパルマンティエなど、フレンチ好きにはたまらないメニューばかり。矢野オーナーソムリエは、目黒の人気店「ラ・メゾン・ダミ」の元店長だけに、内装に至るまでビストロのツボを心得ています。この地の名店「ラミティエ」に続き、健啖家を喜ばせるお店が誕生しました。

カスレ
カスレ   写真:お店から

覚えておきたい中目黒のピッツェリア

3月1日、中目黒には「PIZZERIA IL VICOLO(ピッツェリア イル ヴィコロ)」がオープンしました。外食大手の株式会社HUGEが「RIGOLETTO SHORT HILLS(リゴレット ショート ヒルズ)」を業態変更。

薪窯で焼かれたピッツァは、加水率を高くしているので、食感が軽やか。定番の「マルゲリータ・ブッファラ」と4種のチーズをのせた「クレイジー・チーズ」をオーダーしましたが、1人で1枚は余裕で食べられます。ボトルワインは3,800円からで、2階建て一軒屋の広々とした空間。そしてHUGEの特徴であるサービスの良さも健在なので、覚えておいたほうがいいお店です。

「マルゲリータ・ブッファラ」 写真:お店から

人気エリアに誕生した注目の焼鳥店と懐かしさ満載の町中華

代々木上原に注目の焼鳥店が誕生

2月5日 、代々木上原に「焼鳥 弥栄(いやさか)」がオープンしました。一生懸命で感じのいい店主は神田「鳥のかけ橋」出身の平田洋介さん。修業先に近い東エリアで独立を考えていたものの、こちらの物件と出会い、グルメな人が多いエリアで勝負してみたいと出店を決意したそうです。

おまかせコースは6,200円ですが、さらに3,300円で焼き物4本のショートコースも。もちろん、後からアラカルトで好きな串を追加することができます。最初に頼んだ生ビールがおいしくて、これはいい店だと確信しましたが、焼鳥も高レベルでした。串によっては、炭火だけでなく薪火で香りづけも。骨を抜いた手羽先はジューシーだし、みそ漬けカマンベールの串はお酒にぴったり。

実は代々木上原には有名な焼鳥店があまり無く、値段もお手頃なので、気づかれると人気が出そうです。

しょじもん
手羽先   出典:しょじもんさん

まるで昭和の町中華

元祖スターシェフであり、稀代の食いしん坊としても知られる「インフィニート ヒロ」山田宏巳シェフの「うまみの入った昔のラーメンが食えますよ~」というSNSでの投稿に激しく引かれ。店名は書いていなかったものの、シェフのお店の近くということですぐにわかったのが1月25日、赤坂にオープンした中華「赤坂ランラン」です。

のれんからしてザ・町中華。カウンターとテーブルで、背もたれ無しの丸い椅子というのもいかにもな雰囲気。ラーメンは焼いたチャーシューを醤油で煮て、それをタレ、いわゆるかえしに使っているそうで、まさしく子どものころに食べていた味。野菜たっぷりの餃子、パラパラではない、しっとりとしたラード多めの炒飯など、昭和の味にこだわっていて、クセになりそうです。

ラーメン

「味坊」が大手町に進出! 新宿には香港発のカジュアル点心がオープン

味坊集団の勢いは止まらない

3月3日、東西線大手町駅直結の丸の内永楽ビル内にオープンしたのは「味坊之家」です。中華とナチュラルワインという組み合わせで大ブレイクした、あの味坊集団の13店舗目。最初の店である神田「味坊」の開店から25年。総帥である梁宝璋さんの勢いは止まりません。

味坊の代名詞であるラムや干し豆腐、そして自社農場で採れた瑞々しい無農薬野菜を使ったおなじみのメニューはやはり魅力的。ビジネス街ということで、お酒と共に楽しめるようにと小皿で提供しているので、ぜひいろいろチャレンジしてみてください。ちなみに「茄子、ピーマンとじゃがいも炒め」は最高でした。

茄子、ピーマンとじゃがいも炒め

香港発の大人気点心

1月7日、新宿マルイ本館8階にオープンしたのは「DimDimSum(ディムディムサム)新宿マルイ本館店」です。香港発で韓国、台湾でも大人気だというカジュアルな点心を中心にしたお店で、日本では梅田に続いて2店目。

余裕のあるテーブル配置で、各種点心はもちろんローストダックなどの肉料理もあるので、昼、夜、さらに小腹の空いた午後や0次会などにもいいでしょう。麺類にはすっかり日本でも人気が定着した「海老雲吞麺」もあり、ワンタンには海老が2~3尾入っています。そのプリプリ感と極細で独特な弾力のある香港麺の食感がたまりません。ちなみにお店の一押し名物は、豚の形の饅頭の鼻からクリームがトロッと出てくる「カスタード豚饅頭」です。

香港風ぷりぷり海老わんたん麺 出典:G89-5337さん