〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。
マスクドピスターシュ(東京・中野)

2025年3月14日、中野駅北口から徒歩約8分、新井薬師方面へ進んだ薬師あいロード沿いにオープンした「マスクドピスターシュ」は、ピスタチオデザートの専門店です。
オーナーシェフは、同じく中野で「手延べ餃子バー ウイング ビレッジ」を営む加藤達也氏。同店で良質なピスタチオを使ったデザートが作れたことをきっかけに、専門店への構想が膨らんでいったのだそう。

加藤氏は服部栄養専門学校卒業後、同校で8年半職員を務める間、授業やテレビ番組・雑誌の撮影に従事。その後、完全予約制コースを提供する広尾の高級ラーメン店で料理長を2年半務めたのち独立。2016年に開業し、食べログマガジンの連載「食べログ3.5以下のうまい店」でも紹介した「手延べ餃子バー ウイング ビレッジ」のオープンから9年を経て、新業態のピスタチオデザート専門店「マスクドピスターシュ」をオープンさせました。
一度見たら忘れられないインパクトあるお店のキャラクター、マスクマンのビジュアルは、同エリアで他業種の飲食店を営む加藤氏が、マスクを被ってキャラに似合わないかわいいデザートを作っている様子と掛け合わせました。

商品は、ピスタチオのムース「マスクドピスターシュ」650円一択という潔さ。選別されたイラン産のグリーンピスタチオを使用し、香りや風味、色みなどピスタチオの魅力を存分に引き出したデザートです。濃厚ながら後味は軽く、クセになる味わい。4日間で3回食べたというリピーターも!

口内に運んだ後、舌の上でしばらく放置すると、ピスタチオが体温で温められて風味が増すのだとか。
今後は、限定フレーバーも登場予定とのことなので詳細はSNSでチェックしてみてくださいね。

餃子バーとは雰囲気の異なるポップな店内。天井は爽やかな空を、壁面はフレッシュなピスタチオをイメージして、ブルー×グリーンの配色に仕上げています。テイクアウト専門店なのでイートイン席はありませんが、陽気がいい日には散策がてら近くの公園でいただくのもよさそうですね。

探求心の強いオーナーがワクワクしながら作り上げた極上のピスタチオデザート! ぜひ食べてみたいですね。
※価格は税込
食べログマガジンで紹介したお店を動画で配信中!
https://www.instagram.com/tabelog/
文:斎藤亜希 写真:お店から