グルメ界隈に名を馳せる人たちの1カ月間の食スケジュールと食費を全解剖するこの企画。
今回は、外食回数は年間600回以上、カジュアル店から高級店まで、全国さまざまなグルメを食べ歩くマッキー牧元さんの1カ月に迫ってみた。驚きの食費の総額は記事末尾に掲載!

教えてくれる人

マッキー牧元
株式会社味の手帖 取締役編集顧問 タベアルキスト。立ち食いそばから割烹、フレンチ、エスニック、スイーツに居酒屋まで、年間600回外食をし、料理評論、紀行、雑誌寄稿、ラジオ・テレビ出演。とんかつブームの火付役とも言える「東京とんかつ会議」のメンバー。テレビ、雑誌などでもとんかつ関連の企画に多数出演。

美食を求め全国を巡るマッキーさんの12月の「食スケジュール」を大公開!

12/1 夜「コート ドール」(東京・白金高輪)

2月に閉店してしまう日本を代表する名店。

コート ドール

12/2 夜「KOBAYASHI」(東京・六本木一丁目)

元「桃の木」の小林シェフの新店。単純な芋炒めから上海蟹の料理まで、巧みな技が生きた料理に唸る。

KOBAYASHI

12/3 夜「潮州鍋 灯」(東京・銀座一丁目)

鶏、牛、豚を長時間煮込んだスープに上質な牛肉をくぐらせて食べる、希少な潮州料理の店。

潮州鍋 灯

12/4 昼「鮨 あお」(東京・表参道)

今の若手の中で、頭一つ抜けた握りがいただける寿司店。

鮨 あお

12/4 夜「オマージュ」(東京・浅草)

繊細かつエレガントな荒井シェフのフランス料理。

オマージュ

12/5 昼「香港焼味酒家 赤坂璃宮」(東京・虎ノ門ヒルズ)

2月1日で閉店してしまった虎ノ門ヒルズの中華料理。

梅木雄平
香港焼味酒家 赤坂璃宮   出典:梅木雄平さん

12/6 昼「メゾン フジヤ ハコダテ」(北海道)

札幌の元「レストラン コートドール」藤谷シェフが函館の優れた食材を使って、シンプルかつ独自に表現するフレンチ。特に香箱蟹とアルバ産白トリュフが織りなす共演が素晴らしかった。

メゾン フジヤ ハコダテ

12/6 昼「プティメルヴィーユ 金森赤レンガ倉庫BAYはこだて店」(北海道)

スイーツをいただく。

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プティメルヴィーユ 金森赤レンガ倉庫BAYはこだて店   出典:ykh110389さん

12/7 昼「めん処 はなぶさ 函館朝市店」(北海道)

優しい味わいの味噌ラーメン。

めん処 はなぶさ 函館朝市店

12/10 夜「シノワズリ372」(東京・築地)

元「レンゲ」西岡シェフの新店。上海蟹料理が多い時期だったが、上海蟹コンソメなど、他の店とは違うアプローチが楽しい。

シノワズリ372

12/11 夜「馳走屋河の」(愛媛)

今までいただいてきた魚介のさらに上を行く驚きが待つ。活きイカの刺身、鱧の椀が素晴らしい。

馳走屋河の

12/12 朝「noma-noma」(愛媛)

愛媛みかんのジュースが数種あるジューススタンド。

noma-noma
noma-noma   写真:お店から

12/12 昼「日の出」(愛媛)

「三津浜焼き」という麺を挟んで焼く地元お好み焼きの名店。

日の出

12/12 夜「赤吉」(愛媛)

漁師の藤本氏が手当てした一流の魚を一番おいしくいただける寿司店。何度も行っているがそのエロさに腰を抜かす。今回一番はサワラ。

赤吉

12/13 朝「マドンナ亭」(愛媛)

松山空港の立ち食いうどん屋。

rakuenquest
マドンナ亭   出典:rakuenquestさん

12/13 昼「芝大門 更科布屋 本店」(東京・大門)

そば屋。

芝大門 更科布屋 本店