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ジューシーないちごを和菓子で堪能
フルーツ系の大福って苦手かも……なんて思っている人必見! そんな人にもぜひ試してほしい絶品「いちご大福」のお店を、スイーツコンシェルジュのはなともさんに教えてもらいました。
教えてくれる人

はなとも
日本スイーツ協会認定のスイーツコンシェルジュ。スイーツ専門のライターとしてさまざまなweb媒体で記事を連載中。著書「スイーツ男子はなともの I love パンケーキ」(KADOKAWA)、はなとも監修パンケーキミックス粉、その他、監修商品やコラボメニューなど多数。前職はお花屋さんという異例の経歴を持つ。
1. 鈴懸(新宿三丁目、日比谷、神谷町)
苺大福


はなともさん
福岡・博多に本店を構える、創業100年以上の老舗和菓子店。同店の「苺大福」は、福岡県産の新鮮ないちご“あまおう”をやわらかな求肥で包んだもの。あんこと求肥がものすごく薄いので、いちごのジューシーな甘みが口の中でジュワッと広がります。いちごの甘さを引き立てるために、こしあんの甘さを控えているのも特徴です。日持ちは購入日当日のため、遠方の人には渡しづらいのが難点ですが、この時期の手土産にはうってつけ。4月中旬ごろまでの販売なので、食べるなら今しかありません。

2. 和菓子処 大角玉屋(曙橋、有楽町、四谷三丁目)
いちご豆大福


はなともさん
曙橋に本店を構える「大角玉屋」。いちご大福の元祖として、メディアにもたびたび取り上げられる人気店です。同店の「いちご豆大福」は、ほんのり塩気の利いた豆大福と甘酸っぱいいちごが絶妙なバランス。大福の柔らかさとも相まって、心地よい味わいを生み出しています。そんないちご大福には全国の厳選した素材を使用。小豆は北海道産特撰小豆「雅」、砂糖は高純度の「白双糖」、米は宮城県産「みやこがねもち」の特撰と、素材にとことんこだわった「いちご豆大福」です。

3. nanarica(早稲田)
苺大福


はなともさん
早稲田で人気の和菓子店「nanarica(七里香)」の「苺大福」。主役のいちごは福岡県産のあまおうがメイン。大粒の2Lサイズを使用しているため、噛みしめる度に甘酸っぱい香りとジューシーな果汁が口いっぱいに広がります。あまおうのおいしさを引き立てるのは、甘さ控えめのこしあん。さっぱりとしたこしあんがジューシーないちごと見事にマッチ。弾力のある餅生地とも好相性です。すべて手作りのため早い時間に売り切れてしまう日もあるそう。確実に食べたい人は、午前中の早い時間帯に行くことをおすすめします。
