コース仕立てでスイーツを提供する “デザートコース専門店” が続々とオープンしています。有名店出身のシェフが手掛ける店や、有名店の系列など、クオリティも抜群のお店ばかり。1年以内にオープンした注目のお店を紹介!
1. Haruka Murooka
旬の果物をふんだんに使ったデセールコースを味わえるお店が、住宅が立ち並ぶ南青山の路地の一角にオープン。

コースは、室静岡県の朝霧高原から届けられる「いでぼく」の牛乳を使ったデザートからスタート。雑味がまったくないピュアな風味が、すこやかな牛乳の甘みを引き立てます。

オーナーパティシエの室岡春香さんはフルーツ使いの名手。すでにリピーターも多いそうで、春夏秋冬で違う楽しみがあるのも通いたくなる理由のひとつですね。
Haruka Murooka
[東京] 乃木坂駅 155m / スイーツ
3.52 71人
¥20,000~¥29,999
¥20,000~¥29,999
火曜日、水曜日、木曜日
東京都港区南青山1-21-9 LUXE南青山1F-B
2. Germei
2024年9月14日、恵比寿三丁目の交差点からほど近い場所にオープンした「Germei(ジェルメイ)」。

「GerMei」のデセールコース(18,700円)は、9品で構成されます。シグネチャーのひとつが、ショートケーキ。ゲストの来店に合わせて焼き上げ、目の前で軽やかな生クリームやフルーツが盛り付けられていきます。

メニューはフルーツの旬と共に替わっていきます。「今、この瞬間だけのおいしさ」を体験してみてはいかがでしょう。
Germei
[東京] 広尾駅 774m / 洋菓子、レストラン、イノベーティブ
3.40 57人
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¥15,000~¥19,999
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東京都港区白金5-15-3
3. 蒼菓
西麻布交差点から徒歩2分の場所にあるビルの中に、あの超予約困難店「蒼」のオーナーシェフ峯村康資さんが手掛けるスイーツコース専門店がオープン。

こちらは「七谷鴨」の卵で作ったプリンと「賀茂茄子」のアイスクリーム。京都・上賀茂産の賀茂茄子は炭で1時間かけて真っ黒になるまで焼き、中のやわらかな部分でピューレを作り、生クリーム、砂糖などを合わせてアイスクリームにしています。

現在は週に4日ほど、11時と14時と17時の一斉スタート。オープン直後から「蒼」の顧客はじめ情報通なスイーツマニアの予約で連日満席、早くもプラチナシートとなっています。営業日の情報と予約は飲食店予約サービスの「OMAKASE」で。
蒼菓
[東京] 広尾駅 701m / スイーツ
3.44 72人
¥15,000~¥19,999
¥15,000~¥19,999
月曜日、火曜日、日曜日
東京都港区西麻布4-2-5 アートサイロ 3F・4F
4. çayca
非日常感を楽しめるデザートレストラン「çayca(サイカ)」が、代々木上原駅から徒歩5分ほどの場所にオープンしました。

オーナーシェフを務めるのは都内屈指のグランメゾンでシェフパティシエを歴任した栗原薫氏。メニューは、お抹茶 (小菓子付き)・デセール3皿・ミニャルディーズで構成される12,500円のコースのみです。

店内には阪急阪神東宝グループ創設者・小林一三氏の茶室を参考にしたという茶室があり、実際に点前を見ながら茶懐石のような流れで茶道の奥深さを感じることができます。茶道とデザートを一連の「茶事」として提供される、これまでの和カフェとは一線を画した特別な体験ができること間違いなし。
çayca
[東京] 代々木上原駅 328m / スイーツ
3.06 3人
¥10,000~¥14,999
¥10,000~¥14,999
月曜日、火曜日、水曜日
東京都渋谷区西原3-22-15 3F
5. VERT
2024年11月2日、日本茶を軸とした唯一無二のデザートコースで人気の「VERT(ヴェール)」が、神楽坂内へ移転オープンしました。以前よりも広くなった店内は、そこにいるだけで進化した「VERT」が感じられるような空間。

メニューは日本茶のペアリングを含めた「茶湊流水」23,000円(完全予約制)のコースのみ。シェフ自ら茶園を訪れて厳選した日本各地の日本茶と、季節のフルーツを使ったデザーが一体化するようなコース内容となっています。

デザートにもさまざまな日本茶が使用されており、食べ終えると日本茶の持つ豊かな可能性に驚き、新たな体験に感動を覚えます。日常を忘れ記憶に残るひとときと過ごしに、訪れてみてはいかがでしょう。