〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
ミネバル(東京・神泉)
2024年2月1日「ミネバル」が渋谷・円山町に移転し、リニューアルオープンしました。1階はリーズナブルにタパスが楽しめるバル、2階は季節の素材を生かしたモダンなスペイン料理を提供するレストランという2つの顔を持つ店として新たな歴史を刻みます。
「ミネバル」のオーナーシェフである峯義博さんは、大阪で料理人としての修業を続けた後、スペインに渡り、本場スペイン料理を学びます。帰国後、都内のスペイン料理店でシェフとして腕を振るった後、独立し、2011年「ミネバル」を開業しました。
最初はスペインバルとしてスタートした「ミネバル」。本場さながらのスペイン料理がいただけると評判になり、たちまち人気店に。その後、近隣に移転し、旬の食材を生かしたモダン・スペイン料理が楽しめるレストランとして再オープン。ミシュランガイドのビブグルマンに選出されるまでになります。そして、新たなステージを目指して、円山町でバルを併設したレストランをオープンしました。
神泉駅から徒歩2分の場所にある店は、天井までのガラス窓で明るく開放的な雰囲気。席数は1階バルが22席、2階レストランは12席。バルはハイスツールなどが並ぶ気軽な雰囲気で、レストランは落ち着いたテーブル席になっています。
型にとらわれることなくクリエイティブな料理を作りたい、一方で本場さながらのトラディショナルな料理も届けたい。そんな二つの思いから生まれた新生「ミネバル」。2階は1日5組限定のレストランで、旬の食材を生かしたモダンなスペイン料理がいただけます。
レストランのおすすめは「menu del dia~その日のお任せコース~」。旬の食材を使ったタパス、ミネバルのスペシャリテなどからなる全9皿のコースです。2、3カ月かけて、ゆっくりと食材が変わり、季節の移ろいが感じられる内容になっています。
もちろん、ミネバル創業以来のスペシャリテ「サーモンのプディング」や、ふんだんに使用した魚介類のエキスを煮詰め、凝縮させた濃厚なパエリアも健在。レストランとバルどちらでもいただけます。パエリアは塩を使わず、ふんだんに使用した魚介類の旨みをギュッととじこめた逸品です。
レストランとバルを併設することによって、バルのリーズナブルな料理にもレストランクオリティの食材を使えるようになったとのこと。峯シェフの集大成ともいえる新しい「ミネバル」。気軽な普段使いから、ハレの日の会食までさまざまなシーンで活躍できそう。訪れてみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント
『スペシャリテの「サーモンのプディング」は、スペイン料理のパステル・デ・カブラチョがベースのお魚料理。サーモンの身にトマトピューレ、卵などを加え蒸し焼きにして冷やして固めた魚のパテ。ホタテ、鮑、スモークサーモン、イクラなど魚介のマリネをたっぷり添えて提供。味も見た目もスペシャルな逸品です。
また、ご飯ものは、季節の食材を使用したパエリア。伺った日は旬の牡蠣を使用した「牡蠣のパエリア」が提供されました。
お食事と合わせるドリンクは、峯シェフがセレクトしたシェリー酒を中心としたスペイン産ワインを7~9種を楽しめるペアリングコース(6,000円)がおすすめなのだそう。
また、タパスやお肉料理が満喫できる「ランチコース」(8,250円)、パエリアやアミューズを楽しめる「パエリアランチ」(3,300円)を土日祝日のランチでいただけるそう。次回は1階のタパスかランチを試してみたい』(skumiさん)
『レストランフロアにてコースを頂きました。
シェフの峯さんもスタッフの方も気さくで、料理も大変美味しく、素敵な時間を過ごせました。また是非訪問したいです!』(くみちょりんこボンバーさん)