【日本全国 地元のグルメ〜沖縄編〜】悠々自適に南国でホテルステイ!

「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド沖縄」
「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド沖縄」   写真:お店から

6年連続で過去最高の観光客数を更新している沖縄県。2018年には約980万人が訪れており、記念すべき1,000万人突破は目前です。その勢いにともない大型ホテルが続々とオープン。その中から今回は、宿泊と合わせて優雅に食事を楽しめるリゾートホテル併設の最新レストランをご紹介します!

1. ハイアットブランド国内初となるビーチリゾートは朝食から魅力たっぷり

構想から10年以上の歳月をかけ、ついにグランドオープンを迎えた「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド沖縄」。沖縄本島と橋で結ばれた自然豊かな瀬良垣島に建つ、360°のオーシャンビューが堪能できる滞在型ビーチリゾートです。

ブレックファストブッフェ
ブレックファストブッフェ   写真:お店から

早朝から宿泊客の憩いの場となっているのが、1階にある「オールデイダイニング セラーレ」。ブッフェスタイルでいただける多彩なブレックファストメニューは、どれも切り立て、焼き立て。一流のシェフが目の前で料理を仕上げてくれるライブキッチンも人気です。

「トマホークステーキ(骨付きリブロース)」
「トマホークステーキ(骨付きリブロース)」   写真:お店から

ディナータイムはGRILL&WINEがテーマ。ゆったり時が流れる開放的な空間で「トマホークステーキ(骨付きリブローズ)」「骨付き仔牛のロース」などと共にワインのペアリングを堪能できます。

2. ホテルにいながら旅先の路上でグルメスポットを散策する気分に浸る

特別な食体験を期待する方にオススメなのが「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド沖縄」2階にあるスペシャリティレストラン「シラカチ」。名店が並ぶ路地を散策するかのように、炉端、鮨、鉄板焼、日本料理という4つのジャンルの料理&空間を気ままにセレクトできる趣向です。

会席メニューの一例
会席メニューの一例   写真:お店から

炉端エリアをプロデュースしているのは、12年連続でミシュラン3つ星を獲得中の名店「かんだ」オーナーシェフである神田裕行氏。ゴーヤチャンプルーやラフテーなどを創造性豊かに再構築し、まったく新しい沖縄料理として提案しています。

炉端メニューの一例
炉端メニューの一例   写真:お店から

そのほか、ホテルから一歩も出ずとも上質なグルメが盛りだくさん。島全体がまるごと敷地という大規模なリゾートホテルだけありますね!

3. 老舗レストラン企業が手掛ける贅を尽くした美食リゾート

フレンチの「レストランひらまつ」やイタリアンの「リストランテASO」といった名店で知られる「ひらまつグループ」も沖縄に初進出しています。

タケマシュラン
出典:タケマシュランさん

本島中央部の東海岸オープンした「ザ ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 宜野座」は、美食に力を入れている滞在型プライベートリゾート。「ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座」で料理長として活躍していた木下喜信シェフが、今帰仁アグーや琉球すっぽん、西表島産黒米といった地元の食材を活かし、ハイクオリティな料理を振る舞います。

タケマシュラン
出典:タケマシュランさん

敷地は広大ながらお部屋は19室のみ。レストランにはオーシャンビューが望めるシートやテーブル席のほか、なんと個室を4部屋も完備。周囲をいっさい気にせず、じっくり美食に集中する、グルメなバカンスに最適なスポットになっています。

4. エメラルドグリーンの海と手つかずの自然に恵まれた展望レストラン

しずず
朝食ブッフェの島豚ソーセージが添えられた「エッグベネディクト」   出典:しずずさん

宮古島と橋でつながる伊良部島、サンゴ礁のビーチ沿いにできたのが「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」。世界最大のホテルチェーン、マリオット・インターナショナルが誇る最上位ブランドのリゾートホテルです。

姫ねこ
「宮古牛すじのカレー」   出典:姫ねこさん

そのレストラン「TIN’IN」は三面開口の窓から望む美しい景色と、地元の食材を多用したディナーコースが自慢。朝食ブッフェの「島豚ソーセージ」や「宮古島産青野菜」、ランチの「宮古牛すじのカレー」など、フランスの星付きレストランで腕を磨いた大橋進シェフによる洗練された料理を取り揃えています。

5. 宮古島の魅力をリーズナブルに味わえる新しいタイプのリゾートステイ

宮古島・平良港の隣にオープンした「HOTEL LOCUS」は、今回ご紹介するホテルのなかで最もリーズナブル。“もうひとつのリゾートステイ”をテーマに掲げ、ホテルを拠点に島内各所をめぐる体験型リゾートを提唱しています。

「スパイスローストチキン」
「スパイスローストチキン」   写真:お店から

施設2階のレストラン「LOCUS TABLE」も手頃な価格帯。顔なじみの地元生産者から仕入れる厳選食材をはじめ、自家菜園で育てた島野菜やハーブなど、島全体の幸を最大限に活用しているのが特徴です。

赤井くれお
出典:赤井くれおさん

レストランから眺めるサンセットの光景も評判。ホテル側が「なりきり漁師 魚さばき体験+ランチセット」といった、食にまつわるアクティビティを用意しているのもポイントです。

 

今後もリゾートホテルのニューオープンが続く沖縄。観光客増加に合わせ、食の楽しみもより豊かに広がっています。お盆シーズンも過ぎ、賑わいも一段落した沖縄で残暑を過ごすという選択肢も視野に入れてみては?

 

文:佐藤潮