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お菓子の歴史を語らせたら右に出るものはいない!といっても過言ではない、お菓子の歴史研究家・猫井登先生が、現在のトレンドを追いつつ、そのスイーツについて歴史を教えてくれちゃうという、一度で二度美味しいこの連載。
第6回は、町歩き編! 猫井先生がスイーツトレンドの町として注目する「清澄白河」の美味しい&新しい発見を、前編 に続き紹介。
【猫井登のスイーツ探訪6】〜清澄白河でスイーツ町歩き・後編〜
〜前編で立ち寄った「藤堂プランニング」を出たら、半蔵門線B2出口を越えてすぐ左の道へ〜
編集(以下、編):あっ、小さくて、可愛いパン屋さん発見!
猫井(以下、猫):こちらの「クロップ」さん、実は前編でご紹介したカフェ「ヒキダシ」のオーナーが経営しているパン屋さんです。サンドイッチが評判ですが、スイーツ系のパンも秀逸ですよ。
〜清洲橋通りを隅田川の方へ〜
猫:清洲橋通りを挟んで向かい側に見えるのが「エル. エス カフェ」さん。北海道を中心に全国から仕入れる有機野菜で作るサラダやスープなどを出されるカフェとして有名で、ランチ時は女性でいっぱいですね。
編:ヘルシーな感じで確かに女性に人気がありそう!
エル.エス カフェ
[東京] 清澄白河駅 337m / カフェ、野菜料理、オーガニック
3.44 156人
¥2,000~¥2,999
¥1,000~¥1,999
月曜日
東京都江東区白河2-14-7 インゲンビル1F
〜清洲橋通りを隅田川の方へ〜
猫:こちらが「ギフト ラボ ガレージ」さん。空間デザイン、企画を行う「gift_design」のスタジオであり、カフェでもあり、ギャラリーやショップでもあります。
編:アトリエみたいな空間ですね〜。
〜清澄三丁目の交差点を左へ。2本目の道を左に入る〜
編:わぁ、人がいっぱい!
猫:女性に人気のお店、紅茶専門店の「ティーポンド」さんですね。旬の紅茶や、いろいろな種類のフレーバーティーを扱うお店で、いつもお店の外まで人が溢れていますね。
〜清澄通りに出て門前仲町駅方面へ〜
【4軒め】ミルクたっぷりのソフトクリームは食べ歩きに◎「チーズのこえ」
猫:こちらの「チーズのこえ」さんは、北海道のナチュラルチーズ工房が共同出資して開業したお店です。チーズ好きにはたまらないお店ですが、実はこちらのソフトクリームも、ミルクの美味しさが押し寄せてくる味わいで大人気です!
出典:yumachiさん
編:さっきからソフトクリームを持ちながら歩いている人が多いなと思っていたんですよね。ウィンドウが北海道の形になっていてスタイリッシュですね!
チーズのこえ
[東京] 清澄白河駅 442m / その他、ジェラート・アイスクリーム、ソフトクリーム
3.19 208人
¥2,000~¥2,999
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東京都江東区平野1-7-7 第一近藤ビル 1F
猫:近くには「フカダソウカフェ」があります。解体寸前だった築50年のアパート兼倉庫「深田荘」をリノベーションし、1階をカフェ、2階をアーティストのギャラリーなどが入る複合施設「fukadaso」として蘇らせたものですね。
出典:su_taさん
テレビや映画のロケでよく使われるお店です。チーズケーキやパンケーキなどのスイーツもありますよ。
出典:アフタヌーンティさん
フカダソウカフェ
[東京] 清澄白河駅 467m / カフェ
3.47 195人
~¥999
¥1,000~¥1,999
火曜日、水曜日
東京都江東区平野1-9-7
ちなみにカフェの右側は、理化学+インテリアを目指したアンテナショップ「リカシツ」となっていますね。ビーカーやフラスコなど理科の実験道具を売っています。なかなか面白いですよ。
編:とにかくオシャレ〜!
〜さらにまっすぐ歩いて、平野の交差点を右へ〜
猫:さあ、いよいよ清澄白河のランドマーク的存在に到着ですよ!!
編:わぁー、大きな建物ですね!
【5軒め】清澄白河といえばここ!「ブルーボトルコーヒー 清澄白河 ロースタリー&カフェ」
出典:にゃんゆきさん
編:「ブルーボトルコーヒー」って、どういう特徴があるんですか?
猫:コーヒー文化の歴史には諸説ありますが、大量生産・大量消費の文化である「ファーストウェーブ」、コーヒーの品質・風味を重視する「セカンドウェーブ」、コーヒー本来の価値を重視する「サードウェーブ」という流れがあるのですが、「ブルーボトルコーヒー」は、サードウェーブの代表格ですね。
編:コーヒー本来の価値を重視?
猫:わかりやすくいうと、コーヒーの品質を厳選するのはもちろん、コーヒー農家と直接取引したり、豆の産地を重視するなど、豆の味を最大限に生かす淹れ方を追求するコーヒー文化のことですね。
編:なるほど。清澄白河に個性的なカフェが多いのは、コーヒー文化が関係していたんですね!
ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェ
[東京] 清澄白河駅 576m / カフェ、スイーツ
3.46 1154人
~¥999
~¥999
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東京都江東区平野1-4-8
猫:それでは、カフェについてわかったところで、スイーツのお店、2連発といきますか!
編:行きましょう!
〜ブルーボトルコーヒーを出て左へまっすぐ。松林院前まで来たら右へ曲がる〜
【6軒め】キュートなケーキが人気のパティスリー「アンヴデット」
出典:八坂牛太さん
猫:「アンヴデット」は、「ロイスダール」「グランド ハイアット 東京」など都内パティスリーで修行後渡仏され、パリの「ローラン・デュシェーヌ」(M.O.F.)や、「モワザン」で研鑽を積まれ、帰国後には豊洲「SAKURA」のシェフパティシエを務められた、輝かしい受賞歴をお持ちの森シェフが2016年にオープンしたお店です。
出典:su_taさん
NHKの「極上!スイーツマジック」という番組で、理科の実験のようなチーズケーキを発表され話題になったのは、記憶に新しいところです。
編:キュートなケーキばかりですね〜。手土産にしたら喜ばれそう!
【7軒め】イタリア発“ブリオッシュ・コン・ジェラート”専門店「ブリジェラ」
出典:chari611さん
猫:「ブリジェラ」は、2015年オープンの“ブリオッシュ・コン・ジェラート”のお店です。第一号店であるこちらの店舗は、いまだに週末には行列ができる人気店ですよ。
編:ブリオッシュ・コン・ジェラートって、何ですか?
猫:ブリオッシュというパンにジェラートを挟んだものですね。
編:パンにアイスを挟むんですか!?
出典:moko682さん
猫:イタリア・シチリア発祥のれっきとしたスイーツですよ。シチリアでは、朝食にも食べます。こちらでは、ブリオッシュは温かくして提供するので、温と冷の感覚を楽しめますね。
編:世界には、いろいろなスイーツがあるんですね!