年末年始の帰省シーズン。確実に喜ばれる「東京らしい」手土産をライターの小寺慶子さんに教えてもらいました。

教えてくれる人

小寺慶子

肉を糧に生きる肉食系ライターとして、さまざまなレストラン誌やカルチャー誌などに執筆。強靭な胃袋と持ち前の食いしん坊根性を武器に国内外の食べ歩きに励む。趣味はひとり焼肉と肉旅(ミートリップ)、酒場で食べ物回文を考えること。「イカも好き、鱚もかい?」

1. 「REI STEAMED BUN」肉まん各種

「富士桜ポーク肉まん」400円 写真:お店から
 

小寺さん

寒い時期の手土産といえば、やはり肉まんははずせません。世田谷の「鹿港(ルーガン)」も大好きですが、最近はこちらもお気に入り。会食などの手土産にするときはチルドで数種類を詰め合わせにしてもらいます。代々木上原で人気の中華料理店「REI」の系列店とあって、皮はふっかふかでやさしい甘みがあり、餡はとてもジューシー。個人的ヒットのパクチー海老まんは、酢醤油をつけて食べると最高です!

2. 「御あられ処 さかぐち」京にしき缶

tabearuki.jp
「京にしき缶」5,000円   出典:tabearuki.jpさん
 

小寺さん

開けたときのインパクトがすごくて、気分がノリノリに。薄焼き生地の食感と醤油の香ばしさが後をひくおいしさです。包装紙のデザインも小粋で、世代を問わずに贈ることができるので重宝。海外出張の手土産として持参することも。

3. 「銀座吉澤」黒毛和牛 瓶詰

「黒毛和牛 瓶詰4個セット」6,264円 写真:食べログマガジン編集部
 

小寺さん

2024年、新たに新社屋を構えた老舗精肉店の銀座吉澤からは、しぐれ煮やそぼろ煮など新作の瓶詰めセットが登場。お肉が好きな方にお渡しする際「今度、吉澤でお食事をご一緒しましょう」とお誘いするきっかけにもなります。

4. 「パレスホテル東京」梅干し詰め合わせ

「和田倉特撰 梅干し詰め合わせ12個入り」4,500円 写真:お店から
 

小寺さん

甘いものが苦手な方には梅干しをお送りすることも。パレスホテル東京 日本料理「和田倉」厳選の梅干しはひと粒ずつ個包装になっているので高級感があります。そのまま食べてももちろんおいしいですし、年末年始のイベントで食べ疲れした胃を休めるために梅粥などにしても。

5.「四川料理 巴蜀」オリジナル特製ラー油(瓶)

左から「青花椒オイル(辛味なし)」「普通のラー油」「唐辛子花椒オイル(辛味入り)」各1,000円 写真:食べログマガジン編集部
 

小寺さん

2023年に福岡から浅草に移転された中国料理店の自家製ラー油。中国料理好きの度肝を抜いている店主のこだわりがつまっていて、炒めものに使ったり、餃子のタレに加えたりするといつもの味がワンランクアップします。料理好き、調味料好きな方に。