【噂の新店】et

イタリアンの新星が北新地に誕生

JR東西線北新地駅から徒歩すぐのところにある「サウザンドビル」4階に、今年4月24日、イタリア料理店がオープン。早くもグルマンたちから「必ず流行る!」と噂にのぼる一軒だ。

店内はカウンター12席のみ。落ち着いた雰囲気で居心地のよい空間

シェフは大阪出身の寺口冴人さん。料理上手な姉の影響を受けて料理に興味を持ち、高校時代から飲食店でアルバイトを始める。その後、「il luogo di TAKEUCHI」「トムクリオーザ」「北野坂 木下」など関西の名店で腕を磨き、今春、独立することとなった。独立する際、お客様の反応が見たいとカウンタースタイルを選択。場所は修業先でもあった馴染みのある北新地を選んだ。

爽やかな笑顔が印象的なシェフの寺口冴人さん

料理は一斉スタートのコース1本で「旬の素材を使って、そこからインスピレーションを感じた料理をお出ししたいです」とのこと。店名は名前の冴人(サエト)から「エト」。また、修業先の店主が自身の名前を店名に入れていたことにあやかったとのこと。店のモチーフである馬蹄は、生まれた年や今年の干支が丙午であることや、縁起のよい意味があることからセレクト。

料理はすべて一人で担当。カウンター内で流れるように調理するさまを見るのもごちそうの一つ

いただける料理はこちら!

お料理は、約10品からなる、おまかせコース15,000円前後(素材によって変動有)のみ。今回はその中から3皿を紹介する。

やわらかく蒸して味を含ませた鮑とゴマフグの白子を、青のりを使った生地でフリットに。熱々をシンプルに塩でいただけば、とろりとなめらかな白子のコクと凝縮した鮑のうまみが存分に楽しめる。

ナポリの名物料理ゼッポリーネをアレンジ

「つぶ貝とウニと枝豆のオレキエッテ」は、見た目も華やかなショートパスタ。オレキエッテは手打ちで、もちもちとした弾力が素敵。具材は、つぶ貝、クレソン、枝豆などで、最後にウニをトッピング。ソースはオイルベース。スプーンでいただけば、さまざまな食感を実感!

つぶ貝とウニと枝豆のオレキエッテ

最後はデザートで人気の一品。ピスタチオをたっぷり練りこんだ「クレマカタラーナ」をフランボワーズのソースで。濃密な味わいでその完成度の高さに驚くと「甘いものが好きでデザートには一工夫凝らしています。今は焼きなすのジェラートなどもありますよ!」と寺口さん。

ピスタチオのクレマカタラーナ

料理を受け止めるワインは、すっきり系の白を中心としたラインアップ。グラスワイン1,000円~、グラスシャンパン2,000円~。

ボトルワインも豊富に揃う

“今”に集中して、お客様の期待に応える

「ありがたいことに、想像していた以上に来客があり、予約も2カ月先までほぼ満席です」と話す寺口さん。「とにかく今は目の前のことに集中し、お客様の期待に応え、満足して帰っていただきたいですね!」と話してくれた。

20時半スタートの予約が取れる場合も。まずは一度連絡を

※価格は税・サービス料込。

文:木佐貫久代
撮影:東谷幸一