今年も、冷たい麺を欲する季節が到来。町中華専門家の曾茂さんに、都内で食べられるおすすめの冷やし中華を教えていただきました。じめじめとした梅雨も、うだるような夏の暑さも、冷やし中華でふっとばそう!
1. 中国手打拉麺 馬賊(日暮里)

今年もいよいよ冷やし中華の季節が到来。冷やし中華初めにおすすめしたいのが、こちらの屋号を背負った「馬賊冷やし」。店内で手打ちした「麺」、名物の担々麺をベースにした「汁」、10種類以上ふんだんに盛り付けた「具」と、冷やし中華の3つの構成要素を全てハイレベルに仕上げた一品。
中国手打拉麺 馬賊 日暮里店
[東京] 日暮里駅 129m / ラーメン、つけ麺、担々麺
3.66 2173人
~¥999
~¥999
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東京都荒川区西日暮里2-18-2 伊藤ビル 1F
2. 龍朋(神楽坂)

冷やし中華の季節が到来すると、この老舗町中華の名店が思い浮かびます。特に、分厚い錦糸卵がのれんのように麺を覆う一杯は、見た目のインパクトも抜群。甘酢ダレの酸味とごま油の香りが絶妙に絡み合い、太めのチャーシューとシャキシャキのきゅうりが食感のアクセントに。夏の暑さを忘れさせてくれる、まさに涼の逸品です。
3. 珉亭(下北沢)

下北沢の町中華の雄がこちら。老舗の冷やし中華は、細麺にたっぷりひたひたの澄んだ甘酢醤油スープが絡む一品。チャーシュー、きゅうり、ゆで卵、紅しょうが、刻み海苔は、全て細麺に合った太さでまとめられています。シンプルながらも懐かしさを感じさせる味わいです。一年中楽しめるこの一杯は、暑い日も寒い日も心を満たしてくれることでしょう。
4. 中華麺店 喜楽(渋谷)

創業70年を超える渋谷の老舗町中華の夏季限定メニューは、見た目も味も「ザ・冷やし中華」。極太の平打ち麺は冷水でしっかり締められ、もちもちの食感が特徴です。具材は錦糸卵、チャーシュー、きゅうり、もやし、紅しょうがと王道を貫き、酸味控えめのタレが全体を優しくまとめます。